カッパープレート体大文字アレンジ例
カッパープレート体は文字に様々なアレンジを加える楽しみがある書体の1つです。
母体となったイタリック体は読みやすさが大切ですが、カッパープレート体は多少読みづらくても華やかさを重視することが多いです。
下に大文字のアレンジを幾つかご紹介します。
これだけではなくご自分でもデザインすることが可能です。
ワインラベルなども参考になる時があります。
基本練習1~5 |
基本練習6~8 & 小文字練習(i,t,u,w) |
小文字練習(m,n,r,v) & 綴り方1 |
小文字練習(o,a,c,e,x,r,s) & 綴り方2 |
小文字練習(p,g,j,y,z,q,l,b,h,k,f,d) & 綴り方3 |
大文字練習(A~D) & 綴り方 |
大文字練習(E~L) & 綴り方 |
大文字練習(M~Z) & 綴り方 |
大文字アレンジ&数字 |
【A,B,C,F,I,R,T,M,W】
よく使うアレンジで、クルッと1回転する形を集めてみました。
いずれも書き順は基本の形と同じですが、数点ポイントを。
1. 上記の”R”は一気に書き上げます。
グルッと上部を囲む大きなカーブが特徴で、古くから存在する形です。
オランダの画家レンブラント・ファンレイン(1606~1669)の署名にも使われています。
2. この”T”は書き順2が特徴です。書き順1の始点に合わせて右から左へ頭を描きます。
と、説明していましたが教室では結構皆さん手が良く動きます。
アッセンダーラインの下から一気に書いてもらうことが増えました。
良かったら書き方2通りとも試してみてください。
3. ”M””W”の真ん中でみられる細い楕円は華やかさを増すためによく使う手です。
”W”は左から右に向かって一気に書きます。
数字
数字となるとうっかり傾斜角度を忘れがちです。
練習時は必ず意識して下さい。
”6”は3筆に分けています。
”c”を一気に書ける方は最後の書き順3最後のクルクルを書き順1の書き出しとして書いてもOK!