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ゴシサイズド・イタリック体 説明
小文字
基本形(i,o)
”a”〜”l” 
 
小文字
”m”〜”z”
大文字 大文字ウォーミングアップ
”A”〜”K”
大文字 ”L”〜”Z”
大文字ウォーミングアップ
大文字はアッセンダー域、ディッセンダー域はそれぞれ半分ずつ使うのが基本です。

あまり厳密ではないので、意識するのは主に練習の時です。
大文字の終点、または小文字をアレンジした時など、ペン先の左右どちらかだけを使うことが多いです。

フラクチャー体を練習された方は良いのですが、初めての時は書きにくいものです。

中でも良く使う動きを左にまとめてみたので、苦手な方はこの5つの動きだけ先に練習してみて下さい。

残すべき(重心をかける)方を青文字で書いていますが、あくまで目安で逆側でも構いません。
逆側で書くと若干趣が変わりますし、青文字の側ではどうしても手が動かないということもあります。

右端の細い垂直線だけは、ペン先の角度を垂直にし、ペン先をきちんと紙に押しつけて書きます。

この垂直線は無理にきれいな一本線でなくても、わざと湾曲したり、少し傾けることも多いですが、このウォーミングアップでは垂直になるよう練習してみて下さい。

大文字は書き順ごとの説明はしません。
イタリック体、ゴシック体を終えられた方ならもちろんのこと、図だけで動きを判っていただけると思います。

1画1画のペン運びはソフトですが、出すべき細い線はしっかり書き、メリハリはつけましょう。

各アルファベットのポイントは説明していきます。

”A”の書き順
書き順1の終点は右側のペン先を残します。

書き順1と3の間が狭すぎると書き順7の菱形が入らなくなるので要注意!

※ 書き順6と7は順序が逆でも構いませんが、菱形の中央を垂直線が貫いているように見せたいときは、
上記の順序をお薦めします。他のアルファベットも同様です。

”B”の書き順
書き順2は短いと全体が不安定になるので気をつけて下さい。
”C”の書き順
書き順1・2でしっかり丸みのある”C”を書いておきます。
”D”の書き順
ラフな動きに惑わされてペン先の角度がずれると、
書き順4が繋がらなくなるので気をつけて下さい。
”E”の書き順
書き順3の終点はウォーミングアップで練習しました。
”F”の書き順
書き順1の終点でペン先の左側を使いますが、慣れないと細い線が
出ないときがあるので、難しかったらここだけ練習して下さい。
”G”の書き順
少し複雑な形です。
書き順1と6は終点でペン先の左側だけ使いますが、細い1本線になるのが理想です。
書き順2は書き順1を包むような大きな半円を思い切りよく書いてみて下さい。
”H”の書き順
書き順1・3の終点がポイント!
”I”の書き順
書き順1の終点をペン先の右側だけ使う事に気をつければ、
後はきれいに書けると思います。
”J”の書き順
書き順2の終点では、やはり細い線を出しますが、
横に平行する書き順3では終点はしっかり止めます。
”K”の書き順