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初心者のためのカリグラフィー講座 Calligraphy Paradise

モダンカリグラフィー基礎modern calligraphy basic practice


モダンカリグラフィー 

ノゾミメソッドモダンカリグラフィー Nozomi method Modern Calligraphy
ふわっとエレガントなモダンカリグラフィー、ちょっと挑戦してみましょう。

モダンアートと聞くと人によって思い浮かべる作品が様々だと思います。
モダンカリグラフィーも古典以外の幅広いジャンルになりますが、
近年は筆記体を崩したような書体を指すので当ページでもこの狭義の意味で使います。

また、作家によって考え方・書き方の違いが大きいのであえて”Nozomi Method”とつけました。
私のモダンカリグラフィーの母体は3冊の筆記体練習帳になります(^_^)
実際、筆記体やカッパープレート体を書けるほうが取り組み易いですよ!

筆ペン

モダンカリグラフィーは道具も作風に合わせて色々使います。
下の写真の3種が代表的な道具です。
ノゾミメソッドモダンカリグラフィー ペン紹介
一番下がカッパープレート体で使う道具と一緒です。
オブリークホルダーと呼ばれるホルダーに先が尖ったペン先を挿します。
持ち方が悪いとキレイにインクが出ないので慣れが必要です。

真ん中はストレートホルダーに尖ったペンを挿しています。
紙を斜めに置くなど少し工夫が必要です。


筆ペンが取っつきやすいので今回は筆ペンを使います。
オブリークホルダーに関心がある方はぜひカッパープレート体をご覧ください。
持ち方は一緒ですし、練習もほぼ一緒です。

ノゾミメソッドモダンカリグラフィー お勧め筆ペン

お勧めは写真の3種です。
下からトンボ鉛筆の筆之助”しっかり仕立て”(全10色)
真ん中はゼブラふんわり筆カラー(全8色)。個人的には先がへたれにくくてお気に入りです。
右側がPILOT筆まかせ極細(全8色)。極細ですよ!

説明では筆まかせを使っていきます。
何故なら私が住んでいる地域の画材やさん・文房具屋さん(LOFT、東急ハンズ含む)を回ってみて
店頭に並んでいる率が高く、実店舗で買いやすいだろうという発想です。

この3種類以外でも練習に使って良いのですが、必ず下記の点をお気をつけください。

 ・先が極細!
 ・先が短い!
 ・個別包装している商品を買う!
  筆まかせは店舗によって袋入りだったりむき出しで売ってたり。
  確実に未使用状態で購入するためにも包装した状態が理想です!
 ・細い線が出なくなったら新しい筆ペンに変える。
ノゾミメソッドモダンカリグラフィー お勧め筆ペンの先

ダウンロード

資料はPDFをダウンロードできるようにしています。
2019年2月8日時点は下記内容となります。
小文字・大文字はこれからカリグラフィー教室の進捗に合わせて資料作成していきます!

 ・モダンカリグラフィー 基本練習
 ・モダンカリグラフィー Love (筆記体書ける方はチャレンジしてみてください!)
 ・モダンカリグラフィー ガイドシート
 ・モダンカリグラフィー用定規

定規は文字の傾斜を図るために作りました。
傾斜角度も作家でまちまちですが、ここでは52度が基本角度となります。
あとは62度、90度を測れます(^_^)
厚手のA4用紙に印刷してください。 
ノゾミメソッドモダンカリグラフィー オリジナル定規

基本練習の説明に入ります。動画で確認されたい方は下記のYoutubeをご覧になってください。

基本練習 線の強弱に慣れる

ガイドラインは6本で一組。自分の筆記体練習帳と合わせました(^_^)
斜線は52度です。

では52度の斜線を上から左下へ引いてみましょう。
細い線で、少し力入れて太い線で、とメリハリが出ればOK。

筆ペンは使いこんでくると太い線が出やすくなるのでペンの軸を回しながら
細い線が出る位置を確認してください。

どうやっても細い線が出ない場合は練習に不向きなので新しいのに替えてください。
ノゾミメソッドモダンカリグラフィー 基本練習1・2
52度に傾いた”∩””∪”を練習します。
細い線から太い線、太い線から細い線の切り替え、一定の丸みを連続して書く、
カッパープレート体でも出てくる大事な練習です。ノゾミメソッドモダンカリグラフィー 基本練習3・4

”∩”と”∪”を組み合わせましょう。線の強弱はうまく出てますか?
ノゾミメソッドモダンカリグラフィー 基本練習5


回転に慣れる

 渦巻きを書く練習です。
 左側は上で練習した”∩”を意識します。ということはあまり丸まらないのでお気をつけください。
 
 右側は52度に傾いた楕円をイメージしながら書いてください。
 この2種類を練習する際は線が太くなるタイミングをきちんと意識してください。
 ここまで練習してスピードを出し過ぎていませんか?ゆっくり丁寧に特徴を捕まえることが一番大事です。
ノゾミメソッドモダンカリグラフィー 基本練習6・7
 52度に傾いた楕円をさらに丁寧に練習します。
 上から書き始めてピタッと一回転できるか、線の細い太いのメリハリが出ているか常にチェック!
ノゾミメソッドモダンカリグラフィー 基本練習8

上下に長い動きに慣れていく

 ガイドライン2行分、細い線と太い線を引いてみましょう。
 線の太さは揃っていますか?
 ノゾミメソッドモダンカリグラフィー 基本練習9・10
 続いて3行分引いてみましょう。 ゆっくり丁寧に!ノゾミメソッドモダンカリグラフィー 基本練習11・12

左側は”l”を書く練習です。ガイドライン上で一回転がクロスするか確認してください。
右側は”j”の練習です。やはりガイドライン上でクロスするか確認してください。ノゾミメソッドモダンカリグラフィー 基本練習13・14

”l”、”j”を繋げます。上下に一番大きな動きになります。ノゾミメソッドモダンカリグラフィー 基本練習15

柔らかい動きに慣れていく

モダンカリグラフィーは上下左右にフワッとした線を多用します。
手に力が入ったままでは出来ることがすごく狭まります。

ここから下の練習は準備運動代わりに毎回やるといいと思います。
まずはガイドライン2行分を使って波線をゆったり書いてみましょう。
上から左下に降りる際は太線を出してくださいね!ノゾミメソッドモダンカリグラフィー 基本練習16
 
 ガイドライン3行分を使って下から時計回りの楕円を力を抜いて書きます。
 一定のリズムでクルクルしましょう。ノゾミメソッドモダンカリグラフィー 基本練習17
今度は反時計回りです。
ノゾミメソッドモダンカリグラフィー 基本練習18

基本練習仕上げです

ここまでの練習で文字を書くためには丁寧な練習が必要なこと、
線の強弱を自分でコントロールする大変さと面白さ、
手の力を抜いてできるリラックスした線を確認してくださったと思います。

基本練習の仕上げとしてまず1つめはよりリラックスした線を引く練習です。
筆ペンの軸は右に寝かせ、少し手のひらを反すように持ちます。
下は画面の都合により波2つ分ですがA4縦置きの横幅いっぱいに繰り返してください。
ノゾミメソッドモダンカリグラフィー 基本練習19

うねうねラインの練習です。
この手はモダンカリグラフィーの練習では多少形は違っても良く行われる練習です。
ここでは右から左下へ降りる際に線を太くします。
リズミカルに書けると良いですね。ノゾミメソッドモダンカリグラフィー 基本練習20

今度は左から右下に降りる際、線を太くします。
リラックスして書いてください。
今回の練習はちょっと書いてみて案外書けたからもういいや、でなく
繰り返しやって頂きたいですが上記でお話した通り、後半の練習は特に
モダンカリグラフィーを練習する前に必ずやって頂きたい内容です(^_^)ノゾミメソッドモダンカリグラフィー 基本練習21