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カリグラフィー・テクニック

バースデイカードをつくる パート2(特殊なカリグラフィーペン)
今回ご紹介するカリグラフィーペンは装飾目的の特殊なペンです。
練習用には適しません。それと、カリグラフィー関連を大きく扱っている画材、文具店でないと、
なかなかお目にかかれません。
そういう意味ではご紹介すべきか迷うところですが、作品の幅を広げると言う意味では
このようなペンがあるんだ、と知っておく必要はあるかと思い、今回ご紹介します。
私自身の手持ちのペンを例にしていますが、それほど多くは所有していません。

言い換えればカリグラフィーをやりたいからと、最初から何本も揃える必要はないと言えます。
だいぶペンの扱いに慣れてきて、もう一工夫欲しいなあ、という時、ぜひ参考にして下さい。

上2本はコイトペンと呼ばれるペンです。
商品番号は上が”N−9”、下が”N−10”で、どちらも14oです。

中央3本はオートマティックペンと呼ばれ、コイトペンよりは比較的
よくお店で見かけます。
上から商品番号”6”(19o)、”4”(8o)、”9”(6o)です。

一番下の1本はウイリアム・ミッチェル社のスクロールペンと呼ばれる
ペンです。
商品番号”10”(2.5o)。この種はスピードボールのようにペン先のみで
販売しています。ホルダーはいつもお使いになっているもので構いません。


大別すると3種類ご紹介しましたが、それぞれ他の形のペンもあります。
上でご紹介したペンでどんなことができるか、幾つか書いてみました。

楽しく使うコツがいくつかあります。

1.ペン先に挿入するインク(もちろん絵具も)の量に慣れる。
 メーカーによってインクを溜める部分の形状がことなります。
 また、幅が太いペンはパレットに出したインクにどっぷりつけると書きやすいですが、
 2股以上分かれているペンは多すぎてもラインが重なります。


2.模様でも文字でも書き始める前にペン先の角度を決める。
  リボンなども角度を意識しないで書いてしまうとペンの特性が出し切れない時が
  あります。


3.ペン先の全面をきちんと紙にあてる。
 今回ご紹介したようなペンは意識して紙に均等に力を加えないと、実際の幅
 より細くなったり、2股以上の場合、全部のラインが揃わなかったりします。
 新しいペンはインクがのりにくいので、なおさらです。


4.ペンを動かし始めたら、腕に力を入れない。
 特殊な形状であるが故、力みや迷いがそのままはっきりラインに出ます。
 幅のあるペンほど目立ちます。
 動かし始めたら、そのまま一気に書いてしまいましょう。
 掠れてもよどみない動きの上ではおかしくないことが多いし、どうしても気になるなら
 後で補正して下さい。
簡単に応用できるペンの使い方でバースデイカードを3枚つくってみました。

”H””B”は上記のオートマティックペン”9”を使っています。
2本のラインを色分けしているのが特徴です。

注意点ですが、2色がペンの中で混じり合う事があるので、必ず発色を確認して下さい。
混じっていたら、水で洗い流して下さい。
下2枚含めてリトル・ギャラリーでもご覧になれます。



リボン部分 コイトペン”N−10”使用 五線譜 コイトペン”N−9”使用