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マスキング・リキッドを使った簡単なカードの作り方です。 イラストや漫画を描かれる方は使ったことがあるかも知れません。 マスケット・インク、白抜き液などともよびます。 インク壷に入った液状ですが、乾くとゴム状になり、こすると剥がれます。 紙の地色は生かしたいけど周りは色を塗りたい、というときに使います。 ![]() 左の容器がマスキング・リキッドです。今回、ミツワのものを使ってます。 通常のペン先を利用します。液が濃い場合は少量の水を混ぜて下さい。 ペン運びを良くしようと、水を多めにすると、乾いた後、きれいに剥がれません。 ハガキの真ん中に”enjoy summer”とゴシック体で書きました。 ミツワのものは少し色がついているので、白っぽい地でしたら何を書いたかわかります。 ![]() マスキング・リキッドが完全に乾いたら、上から色を塗っていきます。 今回はガッシュ(不透明水彩)を使っています。 花びら・・・カドミウム レッド ディープ+レモンイエロー+ホワイト 花の中心・・・ローアンバー 茎と葉 ・・・オリーブグリーン 絵の具が乾いたら、いよいよマスキング・リキッドを剥がします。 その際利用するラバーがハガキの上に乗せてます。 消しゴムのように使います。 絵の具を厚く塗ると剥がれにくいです。 紙は痛みにくい厚手の水彩紙がお薦めです。 左が完成品。簡単なので、ぜひ試して下さい。 右もイタリック体の部分で使いました。 注:マスキング・リキッドに使ったペン先、筆、筆洗いやパレット等は丁寧に洗って下さい。 |