
63.スパッタリングでサマーカード
の復習編。
そして1つの型を軸に展開していける、というサンプルです。
リトル・ギャラリーの2011年年末ネタもご覧下さい。
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ケント紙で鹿の型をつくりました。
季節的にはトナカイが無難ですが、トナカイの体系を
このデザインに持ってくるとカッコ悪いかな、と鹿に変更。
鹿の角を木の枝に見立てる発想は良くありますが、
これはなるべく無駄な表現を省いて直線・曲線での構成を
意識しました。
これを封筒の表面にスパッタリング。
勿論、封筒型に紙を切る前に、ですよー。
それと、この手の封筒は直接宛名を書いたりせず、別封筒に入れてから
発送すべし。作品の一部ですから。
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折角なんで、封筒の裏側もワンポイントで工夫しました。
と言っても写真のパンチはダイソーで購入。
すごいですね、こんな凝ったデザインが100円なんて。 |
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上記と同じ型を今度はエンボス加工に使います。
一番上の写真をご覧になれば分かりますが、
カード表面では、鹿が森の奥に立っている感じをイメージしていたので、
鹿部分が凹んでいます。
エンボスを行う際は、この場合型をカード表面の上に置き、裏側から
鹿の周囲を押していきます。
ということで、裏側の鹿がふっくら膨らむことになります。
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さらに型を厚手のトレーシングペーパーに鉛筆で写し、
切りぬきました。
結局、カード部分はエンボスした紙、切り抜きした紙、そして文字部分の
三枚重ねです。
厚手のトレぺはパキン、と割れやすいので特別
丁寧にカッターを扱う必要があります。 |
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もう1つおまけ。
左が完成、右が使用した型です。
このデザインは正円で構成されていますが、
円形カッターをお持ちでなくても構いません。
下記のパフパフしたスパッタリングで輪郭はぼやけるので、
きっちりとしたラインの円である必要はありません。
赤いリボンもくり抜いています。
カードの台紙の色が見えてひと手間かけるだけで
おしゃれになります。
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左の写真では分かりませんが、
先に”Holiday Greetings”を書いています。
まず字が成功すること。
それからクマの顔の位置を決めます。
紙は一番最後に好みのサイズで切れば良いのです。
顔は脱脂綿に少しブラウンの絵の具をつけ、
トントンと優しく叩いています。
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以降、口周り以外の顔、耳、目・鼻とスパッタリングです。
口は細筆で一番最後に可愛く描いて下さい!
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