時々(しょっちゅう)カリグラフィーから脱線したサンプルを作ってお見せしておりますが、
こちらも脱線気味。でも仕上げ時の工夫次第でカリグラフィー作品になります。
ここではマントの折り方、そして番外編としてお化けの作り方を説明します。
リトル・ギャラリーと合わせてご覧下さい。
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1.折り紙縦横中心線の折り目をつけます。 |

2.一回だけ折り目を入れた状態に戻し、山折りを上に置きます。
紙の端を中心線まで持って来て△形を作ります。
ここでは正方形(折り紙)を使っていますが、
長方形の紙でも折れます。その際は横長に置いて下さい。 |

3.△の左右の辺を中心線に合わせます。 |

4. 3の状態をひっくり返すと写真のようになります。
この写真のように二股に分かれた面に隅から隅まで曲線を書きます。
(要領が分かれば鉛筆で書く必要はありません) |

5. 6で書いた曲線に沿ってハサミで切ります。 |

6. ひっくり返して全体を広げます。
(ここだけ撮影忘れたので後日追加(^^ゞ) |

7. 6の一番尖った角(右下・左下)を山折りにしながら
中心線に近づけます。 |

8. ここまで綺麗に折れていたら、
余計な折り目は入れずに中心から放射状に広がった
折り目だけで上記の形になります。
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9. 襟の部分を後ろに倒して折り目をつけます。 |

10. 両端を中心線まで持ってきたら出来上がり。 |
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A. マントの内側の色を変えたい場合
(外側・黒、内側・赤)
外側用は上記1~10まで折って下さい。
同じサイズの紙で内側を1~8まで折ります。 |
B. 内側用の紙を広げ、外が用マントとピタッとサイズが合う位置でカットします。
キレイに折れていたら1枚の紙から内側用2枚取れます。
一度外側用の上に重ねてから上記9,10の
工程を内側用に施して下さい。 |
【番外編 お化けの作り方】
お化け(勝手ながらエッグファントムと名付けました)の作り方です。 |

1. よく見かける卵用保護パックの上下を切り取り、
ギュッとかませて卵サイズに近づけます。
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2. 手芸用綿を用意します。
3人様用を一斉に作る場合は上記のように体と両手を用意します。
体用は1に包み、綿の量を確認します(上2つは包んだ状態。下は包む前)。
両手は見せたい長さより少し長めに丸めておきます。 |

3. 洗濯のり登場。
容器に多めに入れて
綿のみを浸します(1は外して下さい)。
充分に浸してから1に包み、両脇に穴を作って腕を突っ込みます。
糊のベタベタドロ~、という感覚が嫌な方は
水で薄めて下さい。
ちなみに薄めるほどフワッと、濃いほどしっかりと形が出来ます。
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4. エッグファントムを干しているところ。
下側に洗濯のりが溜まるので、時折絞り、
体の向きを変えてあげて下さい。
2日間あれば乾きます。 |

5. 完全に乾いたら1を外しましょう。
プラスチックと綿では洗濯のりではくっつきません。
そっと間に指を這わせるとすぐ剥がれます。 |

6. 最後にハサミで目をくり抜きましょう。
丁度生徒さんからお化け梨を頂いた時期だったので
記念撮影。
3人さまをどう使ったかはリトル・ギャラリーへ!
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