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カリグラフィー・テクニック

ラメのりでキラ★キラ☆カード!

  

  
  
このコーナーを作る以前にもラメのりを使った作品は
載せていましたが、存在を知らなかったり
使い方がわからない、というお話がありましたので
ちょっとしたコツを載せました。

と言っても本当に簡単に、かつ見栄えの良い
カードが出来ます。

ぜひお試しあれ!

作品のアップはリトル・ギャラリーを観て下さい!


ラメのりの使い方
ラメのりは色んな種類があります。
色はもちろん、ラメの粒子の大きさも
様々で、今回は使用していませんが、
ハート型などもあり、数種類揃えると
楽しめます。

文具店でも売っていますが
今回は某100円ショップで売っている
ものだけです。

まず、基本的な使い方です。

模様を鉛筆で薄く書いておきます。

1.蔓の部分からチャレンジ!
鉛筆の線に沿ってチューブの口から一定の量を出します。
急ぐと途中でのりが途切れるのでゆっくり、かつチューブの脇を少しだけ抑えながら糊をだします。

2.葉っぱ
蔓の部分でチューブの扱いに少し慣れたと思います。
この葉っぱは小さいのでさらに力の入れ具合を慎重にしつつ、手を動かします。

葉っぱの形に糊を置いたら、すぐに手を動かさずチューブと紙の間の糊が完全に切れるまで
(大抵下に落ちます)待ちます。
この動作を忘れずに使うと、糊を全く意図しない所に引きずってしまうことはありません。

3.ドット(実)
実は小さなドットで表現していますが、紙に垂直にチューブの口を押し付け、そっと
真上にチューブを上げます。

紙とチューブ間の糊が切れるのを待ちます。


もし、糊を引きづったり、形が崩れてしまったら乾く前に爪楊枝の先で形を整えます。
糊が乾くと全体が少し平らになります。

一枚上記のような基本的な使い方でカードをつくってみると、大体の勝手はわかっていただけると思います。
次に応用編です。

3種類のラメ糊でお花を1つつくります。
1.左側の写真
 3本チューブが並んでいますが、左から花の中心用、花びらの内側用、花びらの外側用です。
 この3種類でドットを作る要領で基本の形をつくります(このまま乾かしたら花火みたいですね!)。

2.右側の写真
 花びらの2色の境目をぼかし、全体を花びらの形に整えます。
 細い筆が便利です。中心の糊には触れないように優しくポンポンと筆先を動かします。
 日本画や七宝焼きの粉を置く要領なのですが、この動作が始めての方は、
 とにかく優しく少しずつ形を作って下さい。

もう1つのお花の作り方です。

1.左側の写真
 花びらの数分ドットをつくります。

2.右側の写真
 乾かないうちに爪楊枝で糊の上を軽く引っ掻きます。
 花びらの縁をギザギザにしたい場合に便利な方法です。
お花部分が乾いてからの話ですが、見た目にもう少し
ボリュームが欲しいな、と思ったら背景にラメを加えて
みましょう。

右の写真は花びらの隙間に青いラメを埋めるところです。

最初に小さなドット状に糊を置いてから細筆でぼかします。
糊は乾いたら跡が残らないので、ラメ粒の位置だけを
意識しましょう。

ぼかしてみて足りなければ、またドット状に少しの糊を
出します。

少量でラメ効果があるので、様子を見ながら少しずつ
糊を使う事が大切です。

※筆は綺麗な水でマメにゆすいで毛先に残った粒子を
落としましょう。