![]() やっぱり日本人ですから、ハンコって愛着ありますよね。 日本の書画に押す落款のように、 カリグラフィー作品にご自分の名前の判子を押す方も多いですが、 カリグラフィーのちょっとした知識があれば、 スタンプ作りのデザインや用途の幅も広がります。 作品の詳細はリトル・ギャラリーを観て下さい! |
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| 注! ハンコは、自分のものであることの証明に使いますから(蔵書票も)、 デザインそのものの流用はご遠慮下さい。 当サイトは通常、サンプル作品に対して著作権の考え方を緩くしていますが、 どういう場面で判子を押すか思い浮かべて頂ければ デザイン流用の良い悪いは判断しやすいかと思います。 |
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| 今回、スタンプを作るにあたり、数種類の消しゴムを試しました。 結果、2つの商品に絞り込んで説明することにしました。 ●かためほるナビ 株式会社シード 少しサイズの大きな商品が欲しかったので、このハガキ大商品は助かります。 そしてある程度掘り下げると、黒色の消しゴムが出てくるので、 実演時に見易いし、自分も分かりやすいという利点があります。 ●はんけしくん ヒノデワシ株式会社 商品名の頭に「透明だから彫った時に刃先が見える」とサブタイトルがついています。 半透明の色合いが綺麗で、何と言っても彫ったカスが少しネットリしているので、 慣れていない人には力の加減がしやすいです。 勿論、普通の消しゴムでも、表面が平らで綺麗でしたら、問題なくハンコとして彫ることが出来ます。 しかし、上記のような消しゴムはんこ専用の商品を使ったのは2点大きな理由があります。 1.耐久性 普通の消しゴムに比べて劣化しにくいようです。 消しゴムって時間が経つとべたついたり、あるいは固くなったりしますよね。 少しでも長持ちさせたかったら、やはりスタンプ用の商品を使った方がお勧めします。 2.下絵の転写方法 薄手のトレーシングペーパーを使って消しゴムに下絵を転写する際の主な手順を並べます。 1)紙の上に下絵を描く 2)トレーシングペーパーを1)の上に乗せ、鉛筆で丁寧に主線をなぞる 3)トレーシングペーパーを裏がえし、消しゴムの上に乗せる 4)鉛筆等で下絵の主線をなぞる 2)の鉛筆の粉を消しゴムにこすりつける作業が4)です。 この作業が必要ありません。 3)の状態で、指でトレーシングペーパー全体をこすれば、 そのまま図案が消しゴムに転写されます。 スタンプ作りは細かい作業なのに、この転写を繰り返す内に 元の図案と線質が変わってきます。 4)の作業が簡単になることは、慣れていない方には気分的に楽です。 以下、道具やコツは少し記載していますが 商品に必ず説明書きがついています。一通り読んでから作成に入れば、 大きな失敗はないはずです。 |
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上記にも書いた、下絵を消しゴムに写すまでの過程です。 ・左上 ラフスケッチです。 ・右上 下絵です。 彫る時に線は歪むので、この段階で妥協せず 直線は直線に(定規を当てる)丁寧に書きます。 彫る時のことを考えて、線と線の間を考えます。 図案の考え方として、ネガかポジしかないので、 複雑な図案ほど頭を整理して時間をかけて描いて下さい。 丁寧に仕上げるほど、彫る過程で失敗する率が減ります。 図案にアルファベットが含まれる場合は、 使う書体の形を良く意識します。 勿論、カリグラフィーペンを使ってもOK ・左下 トレーシングペーパーを乗せて主線をなぞりました。 例えば縁取り線の太さを揃えたい、 左右対称のデザインにしたい、という時は、 写真のような方眼紙タイプのトレーシングペーパーも 一考です。 ・右下 消しゴムに移した状態です。反転しています。 |
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道具です。彫刻刀をお持ちでない方は、 カッターだけでも作成出来ます。 ただし、カッターだけの場合は細い線だけで 構成されたデザインは難しいです。 100円ショップでも彫刻刀を扱っているお店があります。 丸刀(刃先が”∪”)、三角刀(刃先が”∨”)状の 彫刻刀を買ってみて下さい。 刃先の幅はいろいろなので、今後時折掘りそうだったら 少しずつ買い足して下さい。 千切りかけた消しゴムを引っ張るのが怖い場合は、 ピンセットでそっとめくってから引っ張ると 慎重に作業出来ます(怖くなかったら必要ないです) どこから彫り始めてもいいですが、サンプルではメインの ”N”から彫っています。 |
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彫り終えて押して見た状態です。 背景に斜線を彫りましたが、下絵にはありません。 この斜線が最初からあると、全体が見え辛いので。 ある程度彫ったらスタンプ台を押しつけて、 彫り加減をみながら進めて下さい。 |
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多色刷りの版画のようなスタンプも作れます。 左はその簡単な例です。 背景用のスタンプ、その上に乗せるスタンプ 一個ずつ作りました。 色の組み合わせに注意して下さい。 背景のほうが前景より濃いと、当然手前が 見え辛くなります。 スタンプ台は紙用と布用があります。 布用の方が少しネットリ濃く押されます。 また、当サイトでは100円ショップの材料を良く使いますが、 スタンプ台に限ってはケチらない(?)ほうが長く持ちます。 (自分や周りの人の経験から、100均のはキレイに押せない、 油染みが出る、ということがありました。 その場で楽しむんでしたら、問題ないです。) |
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番外編。 過去購入したハンコ用消しゴムの余りでつくったものです。 なので、メーカー等不明な消しゴムも使っちゃってます<(_ _)> 紙に押してある順に説明すると、 ・右端 2008年11月の作品展で使用しました。 ・真ん中上 これは、”はんけしくん”の小さなかけらを 指輪の台にはめ込んだものです。 ・真ん中下 私の、比較的小さい作品用落款です。 ここまでは細い三角刀一本でぐいぐい彫れる類、 かつ私の名前をデザインしています(*^_^*) ・左端 屋号のハンコが欲しかったので彫っちゃいました。 これは、カッター一本でも彫れます。 ついでに100均で買った積木用の木材を ボンドで貼りました。持ちやすいです。 |
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この丸いハンコも自分の名前をデザインしています。 写真ではハッキリ見えませんが、 ワインのコルクを瞬間接着剤でくっつけています。 使用頻度が高いスタンプは、持ち手があったほうが やはり押し易いです。 ここではスタンプ作りのコツだけ大まかにまとめました。 デザインの考え方は、 リトル・ギャラリーを観て下さい! |