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上2本はコイトペンと呼ばれるペンです。
商品番号は上が”N−9”、下が”N−10”で、どちらも14oです。
(このシリーズは製造中止となったそうです。2014年8月)
中央3本はオートマティックペンと呼ばれ、コイトペンよりは比較的
よくお店で見かけます。
上から商品番号”6”(19o)、”4”(8o)、”9”(6o)です。
一番下の1本はウイリアム・ミッチェル社のスクロールペン。
商品番号”10”(2.5o)。
スピードボールのようにペン先のみで販売しています。
ホルダーはいつもお使いになっているもので構いません。
各製品、他のサイズ・形もあります。 |
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上でご紹介したペンでどんなことができるか、幾つか書いてみました。
楽しく使うコツがいくつかあります。
1.ペン先に挿入するインク(もちろん絵具も)の量に慣れる。
メーカーによってインクを溜める部分の形状が異なります。
幅が太いペンはパレットに出したインクにどっぷりつけますが、
複数線を引くペンはインク多すぎてもラインが重なります。
2.模様でも文字でも書き始める前にペン先の角度を決める。
角度を意識しないで書いてしまうとペンの特性が出し切れません。
書体練習のように30度、45度あたりに構えてください。
3.ペン先の全面をきちんと紙にあてる。
今回ご紹介したようなペンは紙に均等に力を加えないと、
実際の幅より細くなったり、複数線の場合、全部揃わなかったりします。
新しいペンはインクがのりにくいので、なおさらです。
(アルコールで軽く拭き取るか、軽く火にあぶってください)。
4.ペンを動かし始めたら、腕に力を入れない。
特殊な形状であるが故、力みや迷いがそのままはっきりラインに出ます。
幅のあるペンほど目立ちます。
動かし始めたら、そのまま一気に書いてしまいましょう。
掠れてもよどみない動きの上ではおかしくないことが多いです。
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簡単に応用できるペンの使い方でバースデイカードを3枚つくってみました。
左の”H””B”は上記のオートマティックペン”9”を使っています。
2本のラインを色分けしているのが特徴です。
注意点ですが使っている内に2色がペンの中で混じり合う事があるので、
必ず発色をまめに確認して下さい。
混じっていたら、水で洗い流して下さい。
下2枚含めてリトル・ギャラリーでもご覧になれます。
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リボン部分 コイトペン”N−10” |
五線譜 コイトペン”N−9” |
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