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イタリック体で大きめ作品!

Vol.22 2003年4月

アンシャル体・ハーフアンシャル体を使って
作品作りにチャレンジです。

前回とは書体や目的(母の日)は異なりますが
全体のレイアウトは共通点があります。

今回もラフスケッチを含み、3回試し書きを行いました。

【1回目 ラフスケッチ】

母の日の感謝状という設定です。
タイトル部を母の日、両脇をたくさんのカーネーションで飾る、というイメージ。

【2回目 方眼紙に試し書き】

思いついたペン幅でざっくり書いてみます。


【3回目 方眼紙に色を使って試し書き】

第2段階で気がついた点を意識し、かつ色を使って書いてみます。

第3段階で、どうにかなりそうだ、と感触を得たら本番です。
今回もイラストは一番最後です。文字と重なったところもあります。

【イラストの描き方】
リボンは平筆の使い方を参考に、
力まずフワッと描いてください。

【カーネーション茎の描き方】

茎から描きます。筆を立てて紙の向きを好きに変え、
太いほうから細いほうへ力を抜いて描いています。
茎の先を薄くしたい場合はこの方向です。

ただ、手を動かしやすいのは細いほうから太いほうです。
ペン先を使っても良いです。

【がくの書き方】 
花の付け根にペンで描きます。
2回に分けて描くとしっかりと花がついている感じが出ます。

【葉の描き方】
茎側から外に向かってカーブを描きます。
ギザギザっとさせたい場合はそのカーブを繰り返します。

【花の描き方】
花の付け根を見定め、
扇上に花びらが広がるようにを行ったり来たりと動かします。
リトル・ギャラリーも観てください!