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カリグラフィー・テクニック

手紙を出しましょう!


<2007年5月第一弾> 

カード作成はカリグラフィーが大活躍するテーマですが、
カードとお揃いの紙を使って封筒を作りたい、
宛名を書きたいと思う方も多いと思います。

そんな方へちょこっとアドバイス。

リトル・ギャラリーも観て下さい!


大きめの紙に宛名を書きます。

右はB4サイズですが、このくらいの大きさの紙だと、
少し大きめの封筒も余裕もって作れます。

なるべく切手代を節約したい方は定型サイズにご注意を。
  長さ 14〜23.5センチ
  幅   9〜12センチ    (厚さ 1センチまで)

右の写真は真ん中の宛名はスピードボールC−4,
その他はC−5。

キチンと貼りあせて切手を貼れば投函できます。

封筒にするサイズに折り目を入れ、余白は切り離します。
2枚の和紙は折り紙。

今、色んな折り紙が売られていますね。
この和紙は見た目よりもしっかり折り目がつきます。
封筒の形に折り畳んだ状態。和紙がチラリと見えます。
余白として切り離した紙でサンキューカードを書きました。

これだけでは寂しいので台紙(白っぽく写っている紙)を
使いました。

カード(オレンジの紙)をダンボールで挟みました。
カードでなく写真でも良いですね。

計3枚を張り合わせてしまう前に、
ハートとクローバ型の紙に小さく2つ穴をあけ、
細いワイヤを通します。

鉛筆などでコイル状にワイヤを丸め、
一番上のダンボール紙に通します。

ポヨンと手前に飛び出します。
上のカードをA4サイズのクラフト紙で包んだ状態。

100円ショップで売っていたリボンで飾りました。
天然素材らしいですが、ワイヤー入りのように
形を作り易いです。

この写真ではリボンの横幅に切れ目を入れ、
先を三角折りしたリボンを通して縛っています。

桜の花びらの紙にもワイヤを通し、ちょっと華やかに。
これは手渡し用。
イタリック体ぐらい書けるようになってくると、
席札や封筒の筆耕も出来るかもとつい思うものです。

しかし、日が経つにつれ筆耕は色々と神経を使う
難しい作業だと感じています。

スキャナーや画素数の高いデジカメを持っている方は
無理に細いペンで書こうとせず、C−2ぐらいでドンと
書いて、画像ソフトで縮小、ラベルシールに印刷します。

元のサイズより線質がしまって綺麗に見えます。