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カリグラフィー・テクニック

<2009年10月> ハロウィンの紋切型


カリグラフィーの良さは、様々な技法と組み合わせが出来ること。
今回は紋切型を取り入れてみました!

ハロウインデコレーションの一部として使いましたが、
カードに挟んで貼り付けても雰囲気でると思いますよ!



リトル・ギャラリーも観て下さい。

発想の源は、本屋さんでタダでゲットした、
英文で書かれた紋切型の説明文でした。


その内容を基盤に、今回はコウモリをデザインしましたが、
シンメトリーのデザインだったら
ぜひ色々とアレンジして頂きたいです。

左側は型紙。
1つのパターンを3つ展開したい時は、
紙ナプキンみたいな折り方が元になります。

まず、折り目を付けて下さい。

今回使った折り紙は全て100円均一ショップで購入
 
ココがポイントです。

間違えないように気を付けて下さい。

上記写真で向かって右側の三角を上側に折り曲げます。

反対側の三角は下側に折り曲げます。
三角を上側に折り曲げた面に型を書きます。

向かって右側が、基本パターンの中心線となります。
(つまり、コウモリの中心線)

型を書く時には、どこを切り落として、
どこを残すか、イメージしてみましょう。

いよいよ切ります。

まず、ざっくり切りやすいところを試してみましょう。

この時、折重ねた部分がずれないように、
指でシッカリ紙を挟みます。

ご自分が使いやすいハサミをお使い下さい。
上側が切り終わった状態。
下側がその残骸。
開いてみましたー
1つのパターンを4つ展開したい場合。
カンタンです。
三角折を三回繰り返します。


型紙と並べてみました。
左側の状態で、下側がパターンの中心線となります。

型紙と切り終わった状態を並べた状態。

開きましたー。
<番外編>
2009年度ハロウインは、
コウモリ型封筒も作りました!

上側はその型紙です。

型紙があると、大量生産は楽ですが、
紙の厚さによって、折り目の位置が微妙に変わるので、
一気に折り目を付けずに、試しながらにして下さい。