
ちょっとしたお菓子やプレゼントを気軽に贈る事ができるハロウィン、
大人にも子供にも喜んでもらえるお化けブーケを考えました。
作品はリトル・ギャラリーも観て下さい!
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<お化けブーケ>

書道の半紙を用意します。上の紙はダイソーで買いました。

半紙1枚から正方形の紙を2枚作ります。
このサイズはチュッパチャップスのような棒キャンディ用にお勧めです。
上記のように折って半端な部分(上部の長方形)を切り取る準備をします。

こんな感じです。
あまり丁寧に折ったり切ったりしなくても(正確な正方形でなくても)OKです!

先に仕上がった状態をお見せしています。
同じサイズの正方形からスマートバージョン、ぽっちゃり系バージョンが作れます。
ぽっちゃり系から説明していきます。

1.三角折りします。

2.折り返して小さい三角形を作ります。

3.三角形を開いてひし形を作ります。 裏側も同じです。

ここで一度確認です。紙の内側が見える角が真上になります(★)。

4.ひし形の中心線(折り目があるはずです)に向かってひし形の左右を内側に折ります。裏側も

5.今度は4で中心に揃った辺を左右の淵に向かって折り返します。裏側も
これでお化けの脇腹の完成です。左右に開くことで使用する時の強度が増します。

6.脇腹の面を中心線に沿って畳み、顔の面、背中の面を出します。

7.写真は分かり辛いですが、脇腹を少し開くと中心のトップが見えます(○)。
これを折り目の中心線を意識しながら少しずつ手前に引いてください。

8.顔の面から見た7.の出来上がりです。お化けの腕になります。
反対側も同じように紙を引っ張りだしてください。

9.顔を作ります。まず中心線を少し上につまみあげてください。

10.つまみあげた中心線を手前に細く折り返します。

11.目をくり抜きます。10で作った折り目が目の中心になります。
写真では分かり易いように三角状にくり抜いています(開くとひし形になります)。

12.顔の面を9.の状態に戻し、口を切り取ります。斜めに細い三角形で切りました(開くとV字になる)。

13.顔の面を開いて頭を丸くカットした状態です。
頭はカットしなくても良いですがちょっと日本のお化けっぽくなります。
顔・頭はアイディ次第で色んな表情を作る事が出来ます。

14.一応(<(_ _)>)カリグラフィーのサイトなので、字も書きましょう。
ブーケっぽく使うためにはお化けの尻尾は切っちゃいます。
ここまで仕上げてから余白にハロウィンの言葉を書きましょう。
半紙は滲み易いので正方形を作る時にカットした半端紙などを内側に当てます。
年賀状などでご家庭に良く転がっている筆ペン類がちょっと大人っぽく格好がつきます

a.スマートバージョンです。1工程だけ増えます。
4まで全く同じです。さらにもう一度中心線に向かって左右を折ってください。
かなり細くなります。

b.後は全く同じ手順なのですが、見た目が変わるので確認です。
ぽっちゃり系の5の工程になります。チュッパチャップスはこれがピッタリ! |
<ジャック・オー・ランタンのビックリカード>

ファーバーカステルのジェラートで全て彩色しました。
青い紙は以前ダイソーで買ったスクラップブッキング用ヴェラム(!)ペーパーです。

バッと一気に開けるようにミウラ折り採用。
小惑星探査機はやぶさの太陽光パネルをパッと広げるのに使われた折り方です。
(とテレビで観て、いつか”使える”と思っていたのです)
写真は縦方向、横方向にそれぞれ山折り一回、谷折り一回しているだけです。

ジェラートはこのようなツルツルした紙でも独特の風合いを表現出来ます。
しかし紙が全く吸い込まないので乾いても粒子が簡単に取れてしまいます。
水+メディウム(グロス、マットなど)を溶いてジェラートの上をなぞり、またジェラートで描く、を
繰り返すと段々粒子が取れにくくなります。

ジャック・オー・ランタンはマーメイド紙にジェラートで描きました。
マーメイドのような肌理の粗い紙だったら水+ジェラートでなぞらなくても割としっかりと紙に固着します。

仕上げは蓄光シール(ダイソー)を★型でくり抜き、カードを飾り、仕上げです。 |
<グルーガンでお化け>

グルーガンでお化け作りました。
ホームセンターオリンピックの季刊誌でクッキングシートの上でグルーガンで温まったグルーを垂らすと
くっつかないと出ていたのでお化けさんチャームを思いつきました。
 見えやすいように黒い紙の上でドアップ!
型紙を用意しておくと楽です。左が型紙ですが、これをくっ金シートにトレースして
その上にひたすらグルーを垂らすだけです。

グルーガンに慣れないと糸状に固まっていくグルーが気になりますが、後で簡単に取れるので気にしないで良いです。
グルーガンの先が熱い状態で半田ごてのようにこの2つを貼り合わせ、形を成形します。

同じ型紙をお化けスパッタリングにも使いました!
顔の部分は紙を小さく切って置いてからスパッタリングしてください。
仕上がりはリトル・ギャラリーをご覧ください。 |