ここでは良く使う言葉、知って戴きたい用語など、50音順に説明しています。
道具についてと合わせてご覧下さい。
※ 下記以外にも沢山の用語がありますが、基本的なこととして下記ご参照ください。
文字のバランスを示す言葉の1つ。Xハイトより上の領域を表す。詳細はガイドラインへ。
文字通り、”x”の高さを示します。
小文字・大文字に分かれる書体の場合は小文字の高さを示します。
通常アッセンダー、ディッセンダーとともにペン先の幅幾つ分かで表現されます。
詳細はガイドラインへ。
書体を練習する際、その書体にあった文字の高さに引いた線のこと。
文字の高さはペン先の幅が幾つ分かで表現されます。
アッセンダー、Xハイト、ディッセンダー、アッセンダーライン、ウエストライン、
ベースライン、ディッセンダーラインはカリグラフィーに限らずフォントデザインなど
文字の作りを説明するのに使います。
※赤文字の下は当サイトスタート時に使っていた言葉です。
よく質問されること
練習はともかく作品を作る際はガイドラインなしで書いて良いのでは、という考え方があります。
確かにフリーライティングのように筆運びの勢いや伸びやかさが大切な書き方の場合、
ガイドラインは引かないことがあります。でも手を抜くためではないです。
ガイドラインはなるべく引いて作品を作ってください。
カリグラフィー・テクニック「ガイドラインの引き方」をご参照ください。
ガイドラインが幾つも引かれた練習用紙を指します。詳細は道具についてへ。
使用方法は2つ。
1.ガイドシートの上に白く薄い紙(コピー用紙など)を重ね、ガイドラインを透かしながら、文字を書く。
2.ガイドシートに直接書く。
1枚のガイドシートを原紙としてコピーをとりながら使う。
2種類の意味があります。
1.文字の傾斜を示す。
イタリック体のように右へ少し傾く文字(5〜7度)はガイドラインに対する垂直線から何度傾くかを表す。
2.ペン先の角度を示す。
ガイドラインから何度起こすかを示す。体系化された書体は基準となるペン先の角度を必ず持つ。
(例:イタリック体・ゴシック体:45度 アンシャル体:30度)
カリグラフィーの知識や仲間を増やしたい方にはカリグラフィー・ネットワークという非営利団体があります。
会員になるとカリグラフィーの様々な情報が載った季刊紙がもらえます。
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文字がどのくらい傾いているか説明したい時出てくる言葉。
右に傾いている代表的書体はイタリック体とカッパープレート体。
アルファベットの書き順を説明する際に使っている言葉です。
始点は各書き順のペンを紙に置いた箇所を指します。
終点は各書き順の最後に止める箇所を指します。
当HP上で書き順をスムーズに説明するために使っている言葉です。
必ずしもお教室等で出てくる言葉ではありません。
AからZまで各アルファベットの書き方の特徴(文字の高さ・ペン先の角度など)が系統だってまとまっている場合、1つの書体が成り立ちます。
書体により、大文字・小文字ともあるもの、どちらかだけのものがあります。
また、1書体が絶対1つの書き方のみ持つとは限らず、時代や地域(国や修道院単位など)で微妙に決まり事が違う書体もあります。
アンシャル体やゴシック体など何百年も使われてきた書体はその傾向が強いですし、細かく書体名をつけている場合があります。
カリグラフィーの代表的な書体であるイタリック体は元々はルネッサンス時代の書体ですが、
カリグラファー、エドワード・ジョンストン(1872〜1944)が体系的に整えたものです。
漢字のゴシック体はアルファベットのゴシック体とは全く異なるものです。
"セリフのお話"をご覧下さい。
文字のバランスを示す言葉の1つ。Xハイトより下の領域を表す。詳細はガイドラインへ。