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カリグラフィー・テクニック

  カリグラフィーでナチュラル・クリスマスリース!
 

 
 


今年(2003年)は今説明している
セルティック大文字体で書いたカードを
リースで飾りました。

過去御紹介した技法や
使用した小道具を使っています。

作品のアップはリトル・ギャラリーです!


ナチュラル・クリスマス・リースの作り方

必ずカリグラフィー部分を先に書きます。

また、正方形を菱形状に使っていますが、
余白に色々細工を施す場合は紙のサイズを大きめにします。

紐を通す穴を一つ穴パンチで開けます。

写真のパンチは花柄や動物柄などよく文具屋さんで置いている
シリーズですが、紙の端から穴の中心までほぼ2センチです。

様々なパンチがありますが、かならず余白がどのくらい必要か
テストしてからカリグラフィー部分を作ってください。
ここでは御紹介しませんが、結構便利なのがベルト用穴開けパンチ。
1つに数サイズの穴開けがあるタイプもあるし、何しろ革用なので
ちょっとした紙なら簡単に開けられます。
穴を開け終わった状態です。
穴を開けたり、次に燃やしたりと紙に負担をかけるので、
紙が薄すぎると傷みやすいので注意して下さい。

こちらはキャンソン・ミ・タントを使っています。
古地図をつくろう!でご説明した技法を使います。
炭酸水素ナトリウム(重曹)で紙の内側を囲い、
紙の縁に火をつけます。
粉がまかれた部分で火は止まります。

写真はダマが出来てたのでよけながら多めにかけてますが、
こんなにテンコ盛りにしなくて大丈夫。
ただし、丁寧に囲まないと火が内側まで入り込むので
要注意!もちろん火の元にも気をつけて下さい。

重曹はお掃除にも使えるようなので、1箱あっても無駄には
ならない気はします。
カードに紐を通し、リースに固定します。

今回は天然素材に近い小道具で仕上げたかったので、
紐はラフィア(本来はラフィア椰子の葉の繊維で出来ていますが、
植物の繊維のような感触の紐を総称して呼んでいます)です。

リース本体(直径33センチ)は100円ショップでゲットです。
藤の細い枝で、かなりごわごわしています。
そのかわり、紐や飾りをしっかり固定しなくてもずれ難いです。
11月入ってすぐ買ったので今同じものがあるかは分かりま
せんが、どのようなタイプのリースでも応用可能です。

紐はカード部分がリース中央で固定するように調整しながら
丁寧に通してください。

これに昨年のスパッタリングしましょう!の飾りつけで
使った松ボックリと樅の葉を加え、紐の先にコルクを
ぶら下げたら出来上がり!