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Xハイトはペン先22個分、ガイドラインは上下2本です。 文字を形付ける考え方がローマ大文字体に似ていますので、方眼紙の上で練習 すると、何かと便利です。 今回はスピードボールのC-5(1ミリ幅)を使って練習していますので、Xハイトは22ミリです。 難易度は高いほうなので、ペンに慣れていない方にはお勧めしません。 別の言い方をすれば、写字僧の気分が味わえます(黙々と練習するのが好きな方にお勧め!) |
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基本のペン先の角度は0度です! 後は70度、90度も出てきます。 0度は人間の腕や手の関節には不自然な ペン構えになるので、疲れやすいです。 手首の弱い方は御注意を。。。 |
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”o”がもう1つの大切な形です。。 左右対称の楕円になります。 書き順1 左の内側を描きます。 書き順2 右の内側を描きます。 書き順3 左の外側を書き順1と隙間ができない程度に 重ねます。 書き順4 右側の外側を左側と左右対称になるように 意識して描きます。 ※ 左右の始点・終点は必ず細い線になります。 ならない時はペン先が0度か確認して下さい。 |
今、ハロウィンカードをつくった時期なので(2003年10月)”HALLOWEEN”が書けるように練習します。 書体に慣れるのに丁度良いスペルです。 |
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”N”です。”H”じゃないです。 でも”I”の練習をすぐに生かせるので書いてみましょう。 書き順1 ”I”の書き順1参照。 書き順2 ”I”の書き順2参照。 書き順3 途中まで書き順1と同様。 最後だけカーブを描かずに、ガイドラインに沿って水平に 書き順4 書き順2と同様。 書き順5 下から4分の1弱を目安に左から右へ斜線を引きます。 |
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”H”です。 書き順1 ”I”の書き順1参照。 書き順2 ”I”の書き順2参照。 書き順3 Xハイト上3分の1から半円を描きます。 後半は書き順1と同様。 書き順4 書き順3の右側に重ねます。 後半は書き順2と同様。 右側は書き順1〜4まで。 最後に空白を塗りつぶします。 |
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”C”です。 書き順1 ”O”の書き順1のように半円を描いたら、 そのまま右上に向かってペン幅の太さが出るまで カーブします。 書き順2 書き順1の始点から頭の内側を書きます。 書き順3 書き順2の始点から頭の外側を書きます。 書き順4 書き順1の外側を書きます。 |
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”E”です。 書き順1〜4は”C”と同じです。 書き順5 Xハイトの中央から横線の上側を書きます。 書き順6 書き順5の始点から横線の下側を書きます。 |
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”L”です。 ”O,C,E”で楕円に慣れたところで書くと楽です。 書き順1 ”L”の外側を書きます。下半分のカーブはふっくらと。 書き順2 書き順1の始点から上ガイドラインを少し飛び出します。 ドロップ型の左半分を書くイメージでカーブを描きます。 ペン先の右側を使って細い線を出して下さい。 書き順3 ペン先をお馴染み45度に構えて書き順の上にセリフを加えます。 セリフの書き方は右側のアップを参考にして下さい。 ”セリフ”の意味が分からない方はこちらを。 |
ここからさらに難しくなります。 でもここを乗り切れば以降のアルファベットが楽に感じます。 |
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70度の斜線を練習します。 面倒ですが、イタリック体の文字の傾斜用のように予め ガイドシートに斜線をたくさん引いておきます。 左から右へ降りる斜線、右から左へ降りる斜線、どちらも もちろん0度です。 |
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”V”です。 書きなれるまでは、V字のガイドライン(赤線参照)を引いておくと練習しやすいです。 書き順1 左の外側から斜線を書きます。 書き順2 書き順1の始点から短いカーブを描いてから左の内側を書きます。 書き順3 右の内側を書きます。書き順2の終点と重なった時、内側の余白に鋭い角を出来るように意識します。 書き順4 右の外側を書きます。書き順3の始点から短いカーブを出す時出す時、左右対称になるように。 書き順5 0度のペン先で線を引くだけでは底の鋭い角は書けません。 ペン先を70度に持ち替え、角を付け加えます。 |
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”W”です。 やはりW字のガイドライン(赤線参照)がお勧めです。 真ん中のクロスしているところはXハイト上3分の1でガイドラインを引くと綺麗に書けます。 青△のように下の△が上より大きくなります。 書き順1 左の外側から斜線を書きます。 書き順2 書き順1の始点から短いカーブを描いてから左の内側を書きます。 書き順3 書き順2の斜線と平行に真っ直ぐな斜線を引きます。 書き順4 書き順2の終点に向かって真っ直ぐな斜線を引きます。 書き順5 ペン先を90度にし、書き順3と4の間を線で結びます。 書き順6 ペン先を0度に戻し、右内側の斜線を引きます。 書き順7 左と対称になる短いカーブを描いたら、右外側の斜線を降ろします。 書き順8 ペン先を70度に持ち替え、2箇所角を付け加えます。 |
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”A”です。 V字を逆さにしたガイドライン(赤線参照)が便利です。 書き順1 左の内側から斜線を書きます。 書き順2 右の内側の斜線を引き、短いカーブを出しておきます。 書き順3 左の外側を書きます。書き順2と対象の短いカーブを書きます。 書き順4 右の外側を書きます。 書き順5 ”A”の左側から中心に向かって短い斜線を引きます。Xハイトの下3分の1の高さを目安にします。 書き順6 今度は右側から斜線を引きます。 書き順7 ペン先を70度に持ち替え、角を付け加えます。 書き順8 屋根を書きます。0度でスタートしますが、途中で逆手になり、終点で0度に戻ります。 書きづらい時はここだけ繰り返し書いてみて下さい。”A”の幅よりちょっと大きいぐらいに練習して下さい。 |