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カリグラフィー・パラダイス
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Vol.117 2020年8月
追加 2020年9月
2020年10月
Halloween card 2020 
8月9月に引き続き、混色に慣れるためのサンプルです(^-^)
一目瞭然、ハロウィンカードの見本も兼ねています。

この2か月を踏まえての説明になります。
初めてこのページにお越しの方、下の8月分からご覧ください<(_ _)>

中央の猫さんだけ混色せずにFINETECというキラキラ系絵具を3色使っています。

リトル・ギャラリー ハロウィンカード 第2展示室も観てくださいね!

ハロウィンカードルタンダ体
ジンクホワイト1に対してアイボリーブラックを10分の1くらいパレットに置きます。
2色を完全に混ぜずに限りなく白に近いところ、黒に近いところを水で溶いておきます。

白に近いグレーをペン先に挿し、ペン先に黒に近いグレーをちょいと付けます。
これを繰り返すと少しまだらな字が書けます。 

”o”の部分は満月です。
カドミウムイエローライト1、ジンクホワイト1の割合です。
紙の左右の雲はティッシュに白に近いグレーをつけてポンポンしただけです。
スピードボールC-2でこうもり含めて書いています。

こうもりと、10月分先頭に写っている濃い色で書いた作品はすべて同じ濃紺(黒に近い)です。
 ウルトラマリンライト2+アイボリーブラック1

ハロインカード イクスパンディッド 明度彩度補色
お教室では明度彩度の話をさせて頂きました。
説明の仕方は色々あると思いますが、私のほうでは以下の解釈で説明しました。

 明度:色の明るさ。明度が低いほど黒に近づくイメージ。
     グレートーンを足していくと低くなる感じ。
 彩度:色の鮮やかさ。元の色から少しずつ濁らせていくと彩度が低くなる。
     茶系の色(あるいは補色)を足していくと低くなるイメージ。

 補色:ざっくり色を輪っか状に並べた際の反対側の色。
     ”色相環”で調べると色んな輪っかを確認できます(^^♪
     白←→黒 赤←→緑 黄←→青

上の写真のオレンジは以下の割合で混色しています。
 カドミウムレッドディープ1+カドミウムイエローライト3+ジンクホワイト1

明るいオレンジに白を混ぜることで色の濃い紙の上に書けます。

白を引くとちょっと赤よりのオレンジで、上側の水色はほぼ反対色、つまり補色になります。
明度・彩度はどちらも高めで、このような2色を並べるとハレーションを起こすというか
どちらも自己主張します。

片や下側の紙の茶色はこのオレンジの明度・彩度を下げていった色合いに近いので
互いを引き立てあい、結果文字がはっきり見えます。

面白いですね(^-^)
慣れてきたらこのような色遊びもして頂きたいです(^^♪

ハロインカード イタリック体
イタリック体初心者の方用の見本です。

そしてハロウィンの定番色以外で文字を書くご提案です(^-^)
ピンクが好きな女子、多いと長年教室をやっていて実感しております。

せっかくハロウィンは気軽にカードづくりができる良いテーマですから好きな色で書いてみましょう!

このピンクは以下の配合です。
カドミウムレッドディープ1+ジンクホワイト1

かぼちゃの実は上記のオレンジと同じ、ヘタはサマーカードでご説明したグリーンです。
カドミウムイエローライト1+ウルトラマリンライト1+パーマネントホワイト1になります。

ハロインカード イタリック体
これも見本としてはイタリック体初心者用ですが、色の使い方は書体関係なく試して欲しいです。

上記のグレートーンで説明した方法と基本的に同じです。色数が多いだけです。
下記の4色を同じ割合でパレットに出し、数か所部分的に混色しておきます。
ベースの色は明るい色にしておくと他の色との対比がはっきりします。
見本ではほぼイエローをベースとしました。
書く度に発色が異なるのが面白いです(^-^)

カドミウムイエローライト、カドミウムレッドディープ、ウルトラマリンライト、バーントアンバー
 カリグラフィー 自分色をつくる続き
2020年8月に作成した当ページに追加です(^-^)
絵具にしろインクにしろ、売っている状態そのままを使うのも良いですが色づくりに慣れてほしい!
色に向き合うのに慣れるとそれは紙選びの時も必ず役立ちます!

リトル・ギャラリー その他作品もご覧ください(*^-^*)


引き続きメーカーの統一には拘らず絵具を使っています。
不透明水彩(ガッシュ)です。

 カリグラフィーでよく使う画材で不透明度が高い順に並べると
  ポスターカラー
  不透明水彩
  透明水彩
  インク

 よくどれを買ったらと聞かれますが、どのように表現したいかで変わってきます。
 ただ、まだペンの扱いに慣れてない際はポスターカラーとインクは避けてもらっています。
 ポスターカラーはペン先が詰まりやすく、インクは色によっては滲みやすいからです。

 油絵具は基本使いません。アクリルも布や木などの異素材に書きたい以外は使わないのでご注意ください。

【ウエルカムボード】
カリグラフィー ウエルカムボード1
まず文字色です。
  ウルトラマリンライト  クサカベ   1
  パーマネントホワイト ホルベイン 2
  バーントアンバー   ホルベイン 1/10

8月にご紹介したイタリック体のサマーカードではバーントアンバーではなくアイボリーブラックでした。
ちょっと混ぜる色を変えるだけで出来上がりの色が全く変わるのが面白いです(^-^)

カリグラフィー ウエルカムボード2
文字部分を書き終えてから紙の周囲一センチ程度、マスキングテープを貼ってから次の作業です。
上記のバーントアンバーの量のみさらに1/10程度増やします。
ただパレット(ヨーグルトの蓋ですが)上でわざと均一に混ぜないでおきます。

そしてちょんちょんと小指の先でバラを描きました❤
カリグラフィー ウエルカムボード3
指の動きはYoutubeで確認できます↓


カリグラフィー ウエルカムボード4
バラが乾いたらマスキングテープを剥がし、淵飾りを書きました。
FINTECのパールゴールドを使っています。

カリグラフィー サンキューカード
新しい生徒さんが増え、皆さんイタリック体を選択されました。
イタリック体初心者の方向けに見本を作りました。

常々お話していますが、小文字だけできれいに書いたほうが慣れない大文字をまぜるよりいいカードが出来ます。

それと同じ文字色でも紙の色が全く違うと雰囲気が変わる、という見本も兼ねています。

この文字色は昔から生徒さんに人気のピンクです。
 アリザリンクリムソン 1 ホルベイン
 ジンクホワイト     2 ウインザー & ニュートン

カリグラフィー 絵本
時々書き進めている絵本の1ページですが色づくりの見本としては文字色を見て頂きたくて(*^-^*)

 カドミウムレッドディープ 1 クサカベ
 ウルトラマリンライト    2 ウインザー&ニュートン
 アイボリーブラック    1/10

追加部分はここまでです!
色づくり、楽しんでください(*^-^*)
カリグラフィー 自分色をつくる
今年の夏は自分色を作るがテーマです(^-^)

生徒さんたちには市販の色をそのまま使うだけでなく混色しての作品作りを以前よりお進めしています。
今年はカラーチャートを作成しながら自分色を作ってもらえればと思っております(^-^)

リトル・ギャラリー サマーカードもよろしくお願いします!
【色の混ぜ方】
カリグラフィー 自分色をつくる・道具
今回使った材料です。

 ・カラーチャート
  ↓PDFを用意しましたのでダウンロードしてください!
  カラーチャートPDF

 ・ミニマドラー
  先が細くて平らな棒が便利です(^-^)
  写真のマドラーはダイソーで買いました。
 ・水彩絵具
  赤青黄の3原色と黒、白5色。
  混色はまずこの5色に慣れることをお勧めしています。

  今回使った絵具は
  クサカベ
    赤:カドミウムレッドディープ(不透明)
    青:ウルトラマリンライト(不透明)
    黄:カドミウムイエローライト(不透明)
  ウインザー&ニュートン
    黒:アイボリーブラック(不透明)
  ホルベイン
    白:パーマネントホワイト(透明水彩ですが白なので不透明絵具と変わらないです)

私はメーカーをあまり気にしないので3つのメーカーを混ぜて使いましたが、
気になる方はもちろん1社に揃えてください。

ウインザー&ニュートンは品質の良さで知られますが少し値段が高いです。
でも「この絵具質が悪いな」と思ったメーカーは私はないです(^-^)


カリグラフィー 自分色をつくる1
1. 絵具の混ぜ方については以前84. カラーチャートをつくるでご説明させて頂きました。
その際、チューブをパレットに軽く押し付けで絵具を出すことをお勧めしました。

ただ実際のレッスンでは出し過ぎるか恐々とかすかにしか出さない方が多く、もう少し出す量を安定させたいと思いました。

写真はダイソーのプラスチックマドラーの先に絵具を乗せた状態です。
マドラーの先の輪郭と同じくらいの大きさで押し出します。
この量を他の絵具でも出すように意識します。

もちろんチューブの口のサイズや内容物の硬さで絵具の出方は変わります。
まず最初の1色めの量に合わせるように2色目以降気を付けます。
新しい絵具は中の溶液が先に出てきてしまいますが、それはできる限り混ぜないでください。

カリグラフィー 自分色をつくる2
2. マドラーをパレット(ヨーグルトの蓋ですが、これが便利)の上に伸ばした状態。
この量を良く見てほしいのです。


カリグラフィー 自分色をつくる3
3. 2色め、3色めをパレットに伸ばした状態。
1色目となるべく同じくらいの量になるようにしました。
マドラーは都度都度きれいに洗うか別々のマドラーを使うか、チューブの口に違う色が付かないように気を付けてください。

カリグラフィー 自分色をつくる4
4. 水を加えます。
絵具1回パレットに出すごとにスポイト一滴をお勧めしています。
今回は3滴垂らします。

水分が多すぎるとまた絵具を出す、を繰り返して余計な手間となります。
この方法は私の経験上失敗が少ないのでお勧めです。

カリグラフィー 自分色をつくる5
5. 混ぜました!
   この状態ではカリグラフィーペン用には少し水気が足りなかったので使うときは2滴ほど水分足しました。
   スポイトによっても出る量は異なるのでご自分の目で水分は確認しながら一滴ずつ水を加えてください。

カリグラフィー 自分色をつくる6
6. これは1~5をもう一度繰り返し、イエローをマドラー一回分足そうとしているところです。

カリグラフィー 自分色をつくる7
7. こんな風に変わります(^-^)

カリグラフィー 自分色をつくる8
8. この色のカラーチャートに情報を書いてみました。
   ”Amount”にはマドラー1回を”1”として量を記録します。
   ”Remark”にはメーカー名など備考を記入してください。
   筆とペンの発色具合も記録します。
   道具が変わると発色が違って見えることがあるからです。

   今回は不透明なせいか違いは感じませんでした。

カリグラフィー 自分色をつくる9
9. ここまでの2色を使って文字部分と楕円のリースの茎を書いています。
   そしてもう1色作って朝顔の花を描きました。

カリグラフィー 自分色をつくる10
10.カラーチャートにも記入しましょう!
   朝顔用には下記の配合です。

   カドミウムレッドディープ クサカベ 1
   ウルトラマリンライト    クサカベ 1
   パーマネントホワイト  ホルベイン 1

   カラーチャートの左下は下記の配合です。
   
   ウルトラマリンライト  クサカベ   1
   パーマネントホワイト ホルベイン 2
   アイボリーブラック   ウインザー&ニュートン 1/10

カリグラフィー 自分色をつくる11
11. カラーチャートの左下はこの作品用です!
    デザインはイタリック体初心者を想定しました。
    シンプルなのでシルバーのゲルペンでドットを打って華やかさを足しています。

【筆ペンモダンカリグラフィーでサマーカード】
筆ペンモダンカリグラフィーでサマーカード

さて、今回は筆ペンモダンカリグラフィーで書くサマーカードもご用意しました。
道具や書き方はYoutubeにまとめたので下記ご覧ください!


【カリグラフィーマーカーで書くイタリック体シンプルサマーカード】
こちらもよろしかったら動画で書き方をご確認ください!