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<ペン> これからご自分で道具を揃えてカリグラフィーをやってみようという方、 ご自分がとりあえずなんとなくやってみたいのか、 できれば長く本腰入れてやってみたいのか決めてから 道具も選んだ方が良いかと思います。 カッパープレート体以外は先が平らなペン、もしくは筆を用いると 思って下さい。 また、カリグラファー各自でお手製でつくったりもします。 (割り箸、プラ板、鳥の羽などなど) 以前使っていた写真は内容が古くなりましたので、新しい写真にしました。 (2005年9月) |
| <左から1番目> 写真上部がペン先と呼ばれる金属製のものです。 先は平たくなっています。ブランドはいくつかありますが、スピードボールというブランドが書きやすいのでお薦めです。 また、他のメーカーよりは国内で比較的手に入りやすいです。 このペン先をホルダーにはめて使います。 本格的に書いてみたい方は用意された方が良いです。 スピードボールについてこちらでもう少し詳しく説明しています。 スピードボールは関東では世界堂、伊東屋、ユザワヤ等で扱っています。 他の大きな文房具やさんでも置いているお店があります。 ホルダーはペン先によって形があわない事があるので、必ずペン先がはまるか確認してから購入してください。 |
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| <左から2番目> 5本線がいっぺんに書けます。 コイトペン(coit pen)と言います。 カリグラフィーに慣れて装飾的なものを書きたいとき使います。数種類あり、書ける線種が異なります。 書体の基本練習用には不向きです。 |
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| <左から3番目> 8ミリ幅の太線が書けます。 オートマティックペン(automatic pen)と言います。やはり何種類かあります。 |
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| <左から4番目> 水彩用の平筆。 筆の先をカリグラフィーペンに見立てて使うので、ペンに慣れてからの方が安易に出来ます。 アクリル毛で毛先がきれいに整ったものがお薦めです。 写真は毛先を斜めにカットしていますが、平らな普通の平筆も、勿論使います。 水彩用、デザイン用またはトールペインティングの筆を豊富に扱っているお店をチェック! |
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| <左から5番目> カッパープレート用のペン先とホルダーです。ペン先は針のように尖っていてます。 見た目よりペン先は非常に弾力性があり、力の入れ方で細い線と太い線が柔らかく出るように工夫されています。 |
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| <左から6番目> 上記5種類は全てペン先、あるいは筆先に少しずつインクや絵の具をつけて、なくなったら補充するというマメな作業の繰り返しを 必要としますが、下記2種類は通常のマーカーペン感覚で使えます。 いつでも気軽にカリグラフィーを楽しめますが、使い始めはペン先がちょっと固く、使いこなすと潰れてきます。 とりあえずカリグラフィーってどんなもんじゃろか、と試したい方、ラフスケッチや簡単なカード作成などにお薦めです。 まず6番目のペンはクレタケから出ていて、耐水性で紙以外にも書けます。このタイプはインクが揮発するので、 一度使った以降はラップで包んでおくと幾分寿命が延びます。 |
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| <左から7番目> よりマーカーっぽい質感のペンです。耐水性とそうでない普通のインクのタイプがあります。 ペン先が変えられないこれらのマーカータイプはペン先が数種類あります。ご購入の際、気をつけて下さい。 |
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| <インク> 私は絵も描いてますから、カリグラフィーを色んな画材で楽しんでいます。 インク、透明水彩、ガッシュ(不透明水彩)、 アクリル絵具、油彩。。。 中でもインクは練習用・作品用に必要な色を揃えておくのをお薦めします。 |
| 左写真 <左端> お習字で使う墨汁です。インクに比べて少しねっとりしていますが余程粗悪な紙に書かない限りにじまないで すし、年数がたっても退色しませんので、愛用しています。 直接ペン先を壷につけたり、筆で墨汁を含ませてペン先につけたりします。 <真ん中> WINSER & NEWTON社のインクです。大きめの画材屋、文房具屋などで扱ってます。 <右端> DR.Ph MARTIN'S社のインクです。蓋をはずすとスポイト式になっていてそのままペン先にインクをつけることが できます。 |
| 右写真 カリグラフィーが少しずつですが趣味の1ジャンルとして定着し、開発されたカリグラフィー用インクです。 左端はWINSER & NEWTON社のカリグラフィーインクです。マット(不透明)感を出したいときに重宝します。 ガッシュ(不透明水彩絵具)より粒子が細かくて使いやすいです。 右2つはアートカラー社から出ているカリグラフィーインクです。 従来のインクより濃く適度な滑らかさがあります。 |
| どのメーカーでも練習用には黒を使う事をお薦めします。 インクとしてはにじみにくいし、やはり持ちがいいです。 色によっては水っぽかったり、すぐに色が褪せてしまいます。 後で後悔しない為にもまずは黒を一本購入することをお薦めします。 |
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<傾斜台・紙> カリグラフィーを書く際の台です。 以前、カリグラフィーを習っていた際に、古くなった傾斜台を破棄するということ でもらっちゃいました。 汚れているし、金具もはずれ、直し直し使ってます。 このくらい傾斜がついていると真下を向いてかくよりも首が疲れないし、 文字のバランスが確認しやすいです。 分厚い本を重ねて適当な大きさのベニヤ板を立てかける、という方法でも 良いかと思います。 前述の大手の画材・文具やさんでは市販もするようになってきています。 しかも傾斜の角度が変えられるのだ!(木製またはアクリル製) 台にはさんでいる紙ですが、B4サイズのコピー用紙です。 練習用には表面がつるつるした薄手の紙がおすすめです。 厚手の表面がざらついた紙はペン先がひっかかりやすいので、作品用には 見栄えがしますが、練習用にはお薦め出来ません。 また、あまりに安価な紙や藁半紙のような紙はにじんでしまうので、避けましょう。 |
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<ガイドシート(練習用紙)> きれいにアルファベットを書くには書体とペン先の幅に会わせたガイドラインを引くことが大切です。 練習する度にラインを引くのは面倒なので、あらかじめガイドラインを用意した紙を ガイドシートと呼んでいます。 通常はガイドシートを原紙にしたコピー紙に直接書いたり、上に薄い紙を置き、 ガイドラインを透かしながら書いたりします。 写真上部は市販されているガイドシートです。左の商品はカリグラフィーグッズを豊富に置いているお店ならよく売っています。 下の方は教室で習っていた頃頂いたものや自分でつくったガイドシートです。 ご覧の通り紙のサイズは決まっていません。B4・A3サイズは長い単語や文章の練習には適しますが、場所はとります。 面倒でも自分でガイドシートをつくってみることをお薦めします。書く書体の特徴をつかみやすいです。 注) コピーした紙からまたコピー、としていくとガイドラインが縮んだり歪んだりするので、なるべく原紙からコピーして下さい。 作品全体のバランスを考えるのに適しています。 |
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<番外編・Myお道具> どんな趣味や仕事でも言えることですが、カリグラフィーでも個々人で使いやすい道具という のを少しずつ整えていきます。 左の写真はそんな私の小道具のごく1部です。 左奥のプラスチックケースは絵具保存容器と化粧クリーム容器です。 2色以上混ぜて作る色でよく使う場合に保存します。 水分は飛ぶので、使用時に好みの水の量で薄めます。上に色名を書いてます。 中央の空の容器は水で薄めたまま保存したいとき便利です。 蓋がスポイトになっているのですぐにペン先に挿入できます。 右奥はインクのボトルを倒さないための容器です。スポンジやウレタンをボトルのサイズにくり 抜く人もいますが、上の容器は私が使っているプリンターのインクカートリッジ保存容器です。 内側がカートリッジの形に凹凸があるのですが、手持ちのインクの容器がピタッとはまるので 重宝してます。これでいちいち蓋をきつくしめなくても大丈夫。。。 手前の小さいパレットはペラペラで数枚1組で売ってます。 携帯用、または使い終わったらそのまま捨てたいときに便利。 もちろん洗えば何度でも使えます。 |
| 書籍 ここ数年はカリグラフィー用品を扱っている文具・画材店または大手書店などで何種類ものテキストを売っています。 よくどの本が良いか聞かれますが、カリグラフィーの関心度等で多少変わってきます。 まずは手を動かしたいという方:マーカータイプのカリグラフィーペンを売っている場所に小冊子タイプのテキストもおかれていることが 多いです。安価ですし、イタリック体の書き順・カードの作り方などとりあえず必要なことが解りやすく まとまっています。 本格的に学びたい方:お薦めしているのが下記の本です。イタリック体・ゴシック体・カッパープレート体を学ぶのに持ってこいです。 日本ヴォーグ社 小田原真喜子著 ”カリグラフィー 本格入門独習ブック”(¥2,500) 少し勉強したんだけど作品づくりに悩んでいる方:日本ヴォーグ社 小田原真喜子著 ”カリグラフィー Q&Aすべての疑問にズバリお答えします”(¥1、295) その他素敵な本がたくさん出てますので、最終的にはご自分の手で良く吟味されるのが一番かと思います。 また、図書館にカリグラフィー関連がおかれていることもあるので、ぜひ最寄りの図書館でチェックしてみて下さい。 |