リトル・ギャラリー 年末年始イベント集(クリスマス・年賀状) 

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2020年クリスマス&2021年用丑年年賀状からページを分けました↓
当ページのデータ量がだいぶ大きくなりましたので、宜しくお願いいたします!

 クリスマスカード・年賀状第2展示室
 <2019年12月>
手書きで楽しく年賀状 2020子年 カリグラフィーパラダイス

2020年はネズミ年ですね!
今年もサッと書ける年賀状見本をご用意しました(*^-^*)
コツは簡単ですので今回カリグラフィーテクニックはお休みですm(__)m

7点見本を作り、↓うち5点は下記動画で簡単に説明しております!


【Happyネズミ】
手書きで楽しく年賀状 Happyねずみ カリグラフィーパラダイス
今年は筆ペンを使ったモダンカリグラフィーを説明しました。

ここまで真面目に練習して頂ければ筆記体もサラッと書けるようになっているはず(^_^)

ちょっと筆記体で遊んでみましょう。

ペンは呉竹COCOIROで、ごく普通の厚みのトレーシングペーパーに書いています。
上下はマスキングテープで台紙に留めています。

台紙としてハガキに折り紙を両面テープで貼っています。
折り紙はハガキサイズ大にカットして使います。
折り紙はDAISOで購入。今回大活躍です↓
左側は次の見本で使っています。
手書きで楽しく年賀状 ダイソー折り紙 カリグラフィーパラダイス
最近の両面テープお気に入りはニチバン株式会社ナイスタック5mm幅。
2段になっているのがお得気分(^_^)
モダンカリグラフィー

【クルクルねずみ】
手書きで楽しく年賀状 クルクルねずみ カリグラフィーパラダイス
クルクルした体を持つネズミ。
このクルクルの書き方は線の細い太いを繰り返してだす良い練習になります。
上記のリンクからYoutube動画手書きで楽しく年賀状を見て下さいネ!

ねずみさんの周りはゲルペンで書いています。

ハガキに同じサイズにカットしたストライプ柄の折り紙はネズミさんの紙に合わせて切込みを入れておきます。
周囲はマスキングテープで留めます。

ネズミさんの目は手持ちのビーズを貼っていますが郵送する場合はペンで塗りつぶしてください。
手書きで楽しく年賀状 クルクルねずみ2 カリグラフィーパラダイス
モダンカリグラフィー

【2020ねずみ】
手書きで楽しく年賀状 2020ねずみ カリグラフィーパラダイス
手書きで楽しく年賀状 2020ねずみ カリグラフィーパラダイス
ここからしばらくメインの道具は2本セットで売っているダイソーのカリグラフィーマーカーです。
片方が先が固くて平らで、反対側が筆ペンです。

この見本は筆ペン側を使っています。
手早く書けます!Youtube動画手書きで楽しく年賀状もどうぞ(^_^)
モダンカリグラフィー
【令和ねずみ】
手書きで楽しく年賀状 令和ねずみ カリグラフィーパラダイス

かわいい? 可愛くない?
微妙ですけど何か愛着沸いてしまったのでご紹介(*^-^*)

令和になって初めての年賀状ですね。
なのでまず”令和”を書いてからネズミさんを仕上げます。

筆ペン側でなかく先が平らなほうを使います。こちらもYoutube動画手書きで楽しく年賀状で書き方観られます。

モダンカリグラフィー
【ループ富士山】
手書きで楽しく年賀状 ループ富士山 カリグラフィーパラダイス
この見本は筆ペン側を使います。

富士山を大胆に横に広いループを取り入れて書きます。
下側にはダイソーの折り紙、左右は手持ちの紙を貼っています(^_^)
Youtube動画手書きで楽しく年賀状もどうぞ!
  モダンカリグラフィー
【梅柄Happy New Year】
手書きで楽しく年賀状 梅柄Happy New Year カリグラフィーパラダイス
ここからまた呉竹商品に戻ります(^_^)
この見本と下の見本2つはデジカメ動画機能の時間制限の都合で説明は割愛しました。
ただモダンカリグラフィーを練習して下さった方は観るだけで参考にして頂けると思っています。
文字はCOCOIRO,周りの梅柄やドットはCLEAN COLOR DOTのラメ入りを使っています。
  モダンカリグラフィー
【ドットオーナメント】
手書きで楽しく年賀状 ドットオーナメント カリグラフィーパラダイス
文字を傾けて少し大き目に書くとハガキ横置きでは1行で書けないことがカリグラフィーあるあるです。
でも書体をほぼ垂直にすれば横幅が狭まります。
なおかつ丸みをつけて書くと可愛い雰囲気も出ます。
CLEAN COLOR DOTの特性を活かしてドットでオーナメントを書いています。
この手はクリスマスから新年まで使えますね(^_^)

  モダンカリグラフィー

 <2019年11月>
カリグラフィー見本 クルクルクリスマスカード

今年のクリスマスネタは全てオブリークホルダーにニッコーGペンの組み合わせで書いています。

カリグラフィーテクニッククルクルクリスマスカード)もご覧ください(^_^)

【リンゴ】
カリグラフィー見本 クルクルクリスマスカード リンゴ
クリスマスツリーにリンゴのオーナメントを飾ったりしますよね(^_^)
モダンカリグラフィーにりんごちゃんを組み合わせてみました。
カリグラフィー見本 クルクルクリスマスカード リンゴアップ
りんごちゃんアップ(^_^)
鉛筆で薄く円を書いてから輪郭線ギリギリにループを繰り返してください。
ポインテッドペン(先が尖っているペン先)で線の強弱を出すとてもいい練習になります。

モダンカリグラフィー

【天使ちゃんカード】
カリグラフィー見本 クルクルクリスマスカード 天使ちゃん
シンプルなデザインの天使ちゃんカード。
リンゴに続いてとても良い基本練習になります。
書くコツが分かれば手早く書けるので同じデザインで何枚もカードを作りたい時お勧め!

カリグラフィー見本 クルクルクリスマスカード 天使ちゃんアップ
天使ちゃんドアップ!
こちらはカリグラフィーテクニッククルクルクリスマスカード)で書き方動画を載せています(^_^)
モダンカリグラフィー

【クルクルリース】
カリグラフィー見本 クルクルクリスマスカード リース
基本練習に持ってこいの動作をクリスマスリースにしてみました!

画材はここまでの2作品とリースはガッシュ(不透明水彩)です。

文字部分とゴールドの点々はドイツ製のFinetecです。
キラキラが強くて書き易いので世界的に人気の絵具です。

以前は個人輸入されている方から購入かドイツに行く人にお願いする、
と日本では手に入りにくかったのですがホルベインが代理輸入するようになりました。

お陰様で私は立川の世界堂で実際に色を確認しながら確認できました(^_^)
さて、このリースの書き方に興味ある方、カリグラフィーテクニッククルクルクリスマスカード)をご覧ください!

使った画材を並べるとこんな感じです↓
カリグラフィー見本 クルクルクリスマスカード リース

【キラキラポインセチア】
カリグラフィー見本 クルクルクリスマスカード キラキラポインセチア
こちらはそのFinetec2色、パールゴールドとパールシルバーで書いています。
両脇に貼っている細いシールはオランダ製でまぶしいです(>_<)
スクラップブッキングの先生をされている生徒さんから買いました。

カリグラフィー見本 クルクルクリスマスカード キラキラポインセチア
ポインセチアの周りに書いた文章は以下の本から抜粋させて頂き、ちょこっとだけ文面を縮めました。
「西森マリーのカード、英語で書きましょう!<完全版>」研究社
 【番外編 大判サンキューカード】
カリグラフィー見本 クルクルクリスマスカード番外編
2019年の9月は呉竹様ご協力で無料サイン作成イベントを行いました(^_^)
その際に社員の方から薦められたことを作品にしてみました!
書き方のコツをYoutubeにまとめたのでカリグラフィーテクニッククルクルクリスマスカード)からご覧ください!
美しい水性インクの濃淡も楽しめます(^_^)
カリグラフィー見本 クルクルクリスマスカード

<2018年12月>
カリグラフィー 2019年亥年年賀状

2019年、亥年年賀状見本です(^_^)

ミニ作品展の様子はざっとですが下記URLからご覧になってください(^_^)

三井住友信託銀行目黒支店ロビー展

年賀状の書き方の説明は少しですのでカリグラフィーテクニックではなく、このページにまとめています。

【ウリボウ】
カリグラフィー 2019年亥年年賀状 平筆
2018年のカリグラフィー教室では平筆の練習頑張りました!
締めとしてウリボウです(^_^)

カリグラフィーテクニック平筆基礎で基本の動きをを押さえたら簡単に描けます。

見本で使った道具は1cmの平筆。
色は呉竹フィス顔彩12色パレット 宝石箱のゴールドとブラックパール。

筆記体部分はサクラクレパスのボールサインラグジェ・ゴールドブルー。

竹は過去にも描いてきましたが今年は新しい生徒さんが数名増えたので
初心者に簡単、ということで見本に取り入れました。

平筆でもカリグラフィーペンでもOKです。

筆記体(当サイトでは説明なし)
【イノシシ軍団】
カリグラフィー 2019年亥年年賀状 イノシシ軍団
カリグラフィーマーカーで簡単に描けるイノシシです(^_^)

3.5ミリ幅を使います。
写真上側のマーカーは今年ダイソーじから発売され、仲間内で盛り上がった商品。

4mmのフラットと筆ペンが使えます。
4mmと言っても新しいうちは先が固いので3.5mmのつもりで使って大丈夫でした。
2本一組で買えます!

下側のペンはクレタケZIGの3.5ミリです。
カリグラフィー2019年亥年年賀状 亥を書く
簡単と言ってもコツが必要です。

目に該当する◆から書きます。
紙は写真の用に縦に、ペン先は45度です。

菱形は横に伸ばしたりするとその下のバランスが取りにくくなります。
菱形の天地を常に中心軸とします。

描き方はYoutubeをご覧ください(^_^)


【バリバリ初心者用】
カリグラフィー 2019年年賀状初心者用
一目瞭然、イタリック体練習をそのままデザインしました。

ガイドラインはシルバーでキラキラしてます。
写真で撮れなくて残念!

ハガキ上下の余白にマスキングテープを貼ってバランスを取っています。

ガイドライン:Signoスパークリングシルバー
ハート:サクラクレパス ボールサイン ガーネットローズ
葉と茎:サクラクレパス ボールサイン オパールグリーン

happy new year:ダイソー カリグラフィーマーカー
ブラック、コーラルピンク

イタリック体
【平成最後】
カリグラフィー 2019年亥年年賀状 平成最後
平成最後の年なんで”31”をデザインしました。

筆記体部分はお馴染の
研究社「英語の名文をなぞる<筆記体>基本練習帳より
"Love the life you live, Live the life you love" Bob Marley
「君が生きている人生を愛せ、
君が愛する人生を生きろ。」ボブ・マーレー

自分の本ながら3月に出版以降、作品づくりでとてもお世話になりました(?)
数々の名言の中でも好きな1つです。

0.5mmのゲルペンでヴァーサルっぽく書いているところ、書き辛い場合は書き易い字で良いと思います!

31:呉竹ZIG5mm SAGEBRUSH
ハート:ダイソーカリグラフィーマーカー
ライムグリーン、スカイグリーン

筆記体:PILOT Juice up0.4mm ゴールド
HEISEI、HAPPY NEW YEAR:SARSAグリーン
ハートの模様:サクラクレパス ボールサイン ダイヤモンドシルバー


【亥と梅】
カリグラフィー 2019年亥年年賀状 亥と梅
”亥”は柔らかいタッチで書きます。
上でご紹介したYoutubeで書き方見せてます(^_^)

このハガキの見本では5mm幅のマーカー黒、その先に筆ペンのゴールドを少し付けています。

梅も描き方は動画を観てください。
簡単です!

亥:試供品の5mm幅
くれ竹筆中字 金色
梅:呉竹WINK OF STELLA
GLITTER PINK,
GLITTER CLEAR(少しマーカーの黒を挿しました)
&
Signo スパークリングゴールド

今回の写真の背景に使った素敵な紙ものはドミニカのインスタグラム友達から贈り物です(^_^)

 <2018年11月>


今年のクリスマス見本とお友達に送ったカード(^_^)

リースの作品は下記のミニ作品展に出展しました。

三井住友信託銀行目黒支店ロビー展
 【わんこカード】


インスタグラム友達でカリグラフィーの先生をされているイギリスの方に送りました(^_^)

ホワイトウエストハイランドテリアを飼っていて名前はGordon君。
スコットランドのGordon一族のタータンチェックがお気に入り。
背景はロックアイビー。この一族のお印です(^_^)

名前を書いてカードを作る際は相手の方の好みや家紋などからデザインのヒントを得られます。

絵が苦手でもヒントに近いシールとか貼ったりするといいですよ!

ロンバルディック体(当サイトでは説明なし)




Godon君のドアップ(*^-^*)
左側にはちょうど届いたトルコからのお手紙。

右側はカリグラフィー友達のKさんが北海道地震の義援金集めに作成したハガキ。
ご自分の作品なんですよ! ほぼ完売されたそうです。

そのKさんに送ったカード↓
ハガキを購入させて頂いた際、ロンド体のテキストコピーやオリジナルカードやら送ってくださいました。
切手と古いフランスの紙はカードと一緒に送らせて頂きました。
飛べるものなら飛んでいきたい!という気持ちを込めて(*^-^*)

ヴァーサル(当サイトに説明なし)
【クリスマスリース】


今年は初めて平筆を2,3カ月に渡って各教室で取り組みました。

なので自分でも今年のまとめとして平筆使いました!


文章は今回も自分の本の中から見つけました。

”他人の苦しみを和らげる限り、人生は無駄ではない” - ヘレン・ケラー

研究社「英語の名文をなぞる<筆記体>基本練習帳より


リボンはこんな感じです(^_^) 光ってます(^_^)


文字部分はガッシュの白で、それ以外は全てこのラメ顔彩で描いています。

<2017年12月>
リトルギャラリー 2017 年末ネタ

今年の締めくくり、クリスマスカードと年賀状です(^_^)

テクニック的にはいくつか混ぜちゃいましたがご参考になれば幸いです。

カリグラフィー・テクニックでは 108.コーヒーでエイジング加工+シンプルケルトノットを説明しています!

【2018年用年賀状】
リトルギャラリー 2018年用年賀状 戌
毎年御馴染のマーカータイプのカリグラフィーペン、筆ペンを使った見本です(^_^)
”戌”の形を意識しながら書くとそんな変にならないです!
リトルギャラリー 2018年用年賀状+12年前
12年前の作品と並べてみました(^_^)


リトルギャラリー 2018年用年賀状 サマルカンドペーパー
わんこネタとは趣を変え、同じ”戌”でもモダンアート風にしてみました(^_^)
”戌”部分はスピードボールのC−2です。
書かれている紙はサマルカンドペーパー(スルタンペーパー)という大変貴重な手漉き紙。
生徒さんがはるばるサマルカンドから持ち帰ってきてくださいました!


リトルギャラリー 2018年用年賀状 筆ペン
モダンカリグラフィー風の年賀状。
お手持ちの筆ペンが細い線、太い線をはっきり表現出来ればこのような書き方が出来ます。力まずフワッと!!!


【クリスマスカード】
リトルギャラリー クリスマスカード ハリネズミ1
ミッチェル4で書いた”Merry Christmas”と柊(^_^)
赤い実は丸筆の先で、ハリネズミはモデリングペースト。
イタリック体

リトルギャラリー クリスマスカード ハリネズミ2
このカードは実際にハリネズミのレスキューボランティアをしているイギリスの方へ贈るので見本としてもう一枚作りました(^_^)
【エイジング加工】

この古地図と手紙は2017年11月の作品展出展作の一部です。
生徒さんは勿論、全く存じ上げない来場者の方々からもどうやって古ぼかせたのかと質問されました。

答えは簡単!カリグラフィー・テクニックをご覧ください(^_^)
リトルギャラリー クリスマスカード エイジング1
紙を古ぼかせてから文字とリースを書いています(^_^)
初心者の方でもチャレンジできる手順です。
カリグラフィー・テクニック

イタリック体

リトルギャラリー クリスマスカード エイジング2
こちらはちょっと上級者向きの手順です(^_^)
より古ぼかせたい時はトライしてみてください!
筆記体 & ゴシサイズドイタリック

リトルギャラリー クリスマスカード エイジング3
上の作品は包み紙です。
包んだ状態はこんな感じ(^_^)

リトルギャラリー クリスマスカード エイジング4
開くとアンティークカードを印刷したステッカー。
以前生徒さんから頂いた輸入物です。

紙もの好きの友人へクリスマスのお裾分けをイメージして作りました(^_^)

【シンプルケルトノット年賀状】
リトルギャラリー 年賀状ケルトノット
こちらは只今ケルトに取り組んでいる生徒さんの課題用。
私が知っている限り一番シンプルなケルトノットなのでまずこれをやって頂かないと、と作った見本です(^_^)
カリグラフィー・テクニック
インシュラーマジャスキュール
(当サイトではセルティックハーフアンシャルが該当します)

<2016年12月>

カリグラフィーパラダイスを始めた数年後から定期的に開催するお教室を持つようになりました。

12年前はそのお教室用としての年賀状見本を初めて作成しました。

その時から生徒さん方のレベルを意識し、より真剣に難しすぎない、
気軽に書けるアイディアを年賀状のどこかに活かすようになりました。

12年経ってまだ通ってくださっているその頃の生徒さんいらっしゃいますし、片や始めたばかりの生徒さんもいらっしゃいます。

古い作品をお見せしながら、最新作も幅広いレベルの生徒さんに楽しんで頂ける、
その気持ちがきっとネット上で参考にして下さる方にも役に立つと信じております。

ということで、今年もカリグラフィーマーカーや筆ペンの多用、そして最近花盛りのゲルペンを使ってます!


道具や書き方のコツカリグラフィー・テクニックをご覧ください。
【謹賀新年】

カリグラフィーマーカーで漢字を書いて遊んでみましょう!


【フクロウクローバー】

初心者の方向けのデザイン。
シンプルなフクロウさんをクローバーに見立てています。

4人家族をイメージしていますがフクロウの並べ方で様々なデザインが展開できると思います。

今回出てくるあいさつ文は
西森マリーのカード、英語で書きましょう!<完全版>」からの引用です。
自著「英語の名文をなぞる<筆記体>練習帳」の出版元、研究社さんが文章を使っていいですよ、とご承諾頂きまして。

年末年始用だけでも様々な表現が使い方とともに掲載されているのでカリグラフィー好きにお勧め本です(^_^)
イタリック体

【鳳凰】

鳳凰はめでたいですねー!!


【羽ペン】


今年は各教室では羽ペン作りを初めて行いました。
(サイト上では説明を割愛させて頂きました。
材料の入手が気軽でないこと、怪我でもされたら大変なので)

それと送り側も受け取り側も鳥の形が好きでない場合もありましょう。

ということで羽ペンをざっと書けるようにデザインしてみました。


【クジャクの羽】

鳥の姿はないけれど、クジャクの羽で酉年をイメージさせます。


【折り鶴ゼンタングル】

来年は酉年であり、今年はオバマ大統領が原爆ドームのために折り鶴を折ってくれた年です。

折り鶴を手に取ると”平和”という言葉が自然と浮かびます。
そして赴くまま一色で模様を書き続けることでリラックスするゼンタングル。

穏やかで平和な一年を願ってデザインしました。

下側の筆記体も同じペンです。
西森マリーさんの本から

<2016年11月>
カリグラフィー見本 2016年クリスマス
クリスマスネタ、全体的に優しい雰囲気で作ってみました(^_^)
もちろん今年の復習も兼ねております。

★ 今回はカリグラフィー・テクニックを更新していません
カリグラフィー見本 クリスマス用ラッピングペーパー
書道の半紙に書いたラッピングペーパーです(^_^)
生徒さんから左のハンカチを頂いたのですが、半紙が包むのに丁度良いサイズで思いついた作品。
文字も模様も割り箸で書いております。
ヒイラギには色鉛筆で軽く彩色しています。

割り箸の細工の仕方はカリグラフィーテクニックの96.変わった道具でカリグラフィーをご覧ください。
カリグラフィー見本 Happy Holidays1
宗教色がなく、かつクリスマスシーズンから年明けまでに贈りたいカードとしての作品です。

”Happy Holidays”とゴシック体で縦に書いています。
通常は大きな頭文字から右に読ませるので古典的なレイアウトとは言えません。

ですが全体的に長方形に収める、
文章は左寄せで開いたスペースは模様で埋める、
というのは写本などでも使われる古い考え方です。

今年はレイアウトについて触れましたので合わせて作品づくりの参考にしてください。

文章はカロリンジャン(当サイト説明なしm(__)m)で良い時をお過ごしください、と少し長めに書いています。

カリグラフィー・テクニック 100.レイアウト基礎確認
 
カリグラフィー見本 Hppy Holidays2
”H"部分のドアップ。色を混ぜながら書いているのがこの部分で分かりやすいかと思います。

ちなみに余白を埋めている模様はオリーブです。
オリーブが自生する地域では縁起の良い木です。
ここでヒイラギなんか描いちゃうとテーマからそれます。

文章と一致した模様も意識してください。

カリグラフィー見本 三原色
赤青黄を混ぜると茶色になります。
それをパレット内で混ぜ切らずに使います。
赤っぽいところ、青っぽいところとお好きなタイミングでペン先に挿します。

前に挿した色がペン先に少し残っているとその色が先に出てきたり混じり合ったりでグラデーションを楽しめます。
カリグラフィー見本 2016年クリスマス家形カード1
うさちゃんがクリスマスイブの夜遅く、誰かを待っています。

カリグラフィー見本 2016年クリスマス家形カード2
実はリビングにもう待ち人来たり。
カリグラフィー見本 2016年クリスマス家形カード3
スピードボールC−4とC−5でクリスマスのお祝いの言葉。
書体はゴシサイズドイタリックです。
インクで書いています。
カリグラフィー見本 2016年クリスマス家形カード4
ビングには家族の白黒写真が飾られています。
小さな紙はトンボ鉛筆AquaPIT強力ペンタイプで貼っています。
カリグラフィー見本 2016年クリスマス家形カード5
家の裏ではトナカイ待機中。
カリグラフィー見本 2016年クリスマス家形カード6
このカード、全体は簡単な作りです。
二つ折りカードの状態から好みの屋根の傾斜をイメージして左右均等に斜線を入れます。

手で折ったりせずスタイラスかシャーペンの芯を出していない状態で折れ線をつけてください!


【2015年12月】
年賀状2016年 申年1 猿横顔
イタリック体初心者向けです。
”2016”が猿の横顔になっています。
この部分と富士山は筆ペン。
”happy new year”と太陽はカリグラフィーマーカー、
”wishing you a peace and great year!”はゲルペンです。

イタリック体
年賀状2016年 申年2 「猿」
「猿」をガッツリ、デフォルメしました!
けものへんと「土」は3.5ミリと2ミリのカリグラフィーマーカーを平行に持って一気に書いています。

お猿さんは2ミリのマーカーで書き、色付けは色鉛筆です。

青ボールペンで下記文面書いています。
”Wishing you a peace & happy year Season's Greetings 2016”

水彩色鉛筆は配達の際、濡れると溶けだして滲む可能性があるので、普通の色鉛筆を使ってください。
年賀状2016年 申年3 富士山
カリグラフィー経験関係ないデザインです。
カリグラフィーマーカーの3.5&2ミリを時々変えながら、
定規で直線部分を引きます。

”Fuji”部分は間違えないように色を変えてください。
カーブ部分は無理に曲がらずに直線を少しずつ引いて向きを変えます。

そして最大のポイントは”HAPPY NEW YEAR”を”R”から左に向かって書くことです。
左から書き始めると、”YEAR”辺りがギュウギュウに狭くなった場合どうでしょう?
年賀状を受け取った人に「スペースの配分間違えて入りきらなかったな」と思われますが、この書き方だと人は左から自然に読んでくれます。

年賀状2016年 申年4 「申年」

1センチおきに◇を書きます。
色を変えて◆を繋げると「申年」になります。

方眼紙に下書きを作ってハガキを重ねて書きます。
机上では透けて見えないのでライトテーブルか明るい窓を使います。

ただ、直接教室で見せた際はちゃんと測らないで書いても形にして下さった生徒さんがいました。

一番大事なのはペン先45度に持って根気よく書き続けること(^_^)

 
年賀状2016年 申年5 MONKEY
アンシャル体の”MO”が顔と口です。
この部分と体の主線はカリグラフィーマーカーの3.5ミリです。
他の文字と耳は2ミリ幅です。

猿を描くデザインは3種類作りました。
教室の皆さんは見様見真似、あるいは自由にアレンジして結構うまく描けていました。

なので絵が苦手な方もぜひ描いてみて欲しいです。

 アンシャル体
年賀状2016年 申年6−a 琳派梅縦
少し琳派の絵をイメージした作品。

まず黒の筆ペンで梅の木を書き、ゴールドの筆ペンで木目を書きます。
ゴールドの筆ペンはマットなので黒は透けないです。

花は赤のマーカーで塗りました。
赤の筆ペンでも変わらないので使いやすいほうを。

赤の部分はあまり目立たせたくなかったので不透明を使いませんでしたが、木よりも花を前に目立たせたい場合は画材を工夫してください。

割と何でも合うと思います。

年賀状2016年 申年6−b 琳派梅横
横に倒すと”HAPPY NEW YEAR”です(^_^)

 

【2015年11月】
 calligraphy paradaise Chrstmas pigeon card-1 2015
鳩型カードです。
目の部分をハトメパンチで留めています。
鳩の目にハトメパンチをしてみたかったのです。
イタリック体
calligraphy paradaise Chrstmas pigeon card-2 2015
型紙を一枚作って(右下)、4種類の紙にあてて鉛筆で薄く輪郭線を引きます。

切り抜きにはPLUSのフィットカットカーブで切りました。
写真のタイプは左右シンメトリーで利き手を選ばず、切れ味良いです。

ハサミでこの鳩ような形を切り取るとラインがガタガタになりやすいですがこれは滑らかに切れました。

calligraphy paradaise Chrstmas pigeon card-3 2015
ハトメで留める前の状態です。
左上の一穴パンチで一気に5枚分目を空けました。

calligraphy paradaise Chrstmas pigeon card-4 2015
表紙部分の仕上げです。
アイシングクッキーから発想を得ました。
色鉛筆で部分的に軽く色づけ。
縁取りは呉竹から販売しているパールペンです。
Viva Decorというドイツ輸入製品です。

こういう盛り上げ材は色々ありますが、例えばラメ糊は乾くと水分が減った分平らに近づきます。
この商品はチューブから出した状態とあまり変わらず乾きます。
たっぷり盛り上げた際は一晩置くことをお勧めします。

calligraphy paradaise Chrstmas pigeon card-5 2015
ライトの当て方が悪く見づらいですが、左右でゴールドの種類を変えています。

左側の淡い色の2枚にはニッカー、ペールゴールド。
青みがかったゴールドで淡い紙の上に少しでも読み易いように。

右側の濃い色の2枚にはホルベインガッシュのパールゴールド。
これにほんの少しホワイト混ぜています。

肉眼ではハッキリ読めます。
”One of the real joys this holiday season is the opportunity to say
Thank You and wish you the very best for the New Year”
「このホリデイシーズンの真の喜びの1つは
ありがとう、そして良いお年をと言える機会があることです」
この文章は下2つの見本でも同じ文章で書いています。
by searchquotes

この文章に”Happy Holiday Season 2015”を一番下になる紙に書きました。
スピードボールC-5で書きました。
 calligraphy paradaise Chrstmas rose card-1 2015
”O”をギルディングし、文章はルタンダ体で書いています。ミッチェル3使用。
ルタンダ体は書き方未掲載
calligraphy paradaise Chrstmas rose card-2 2015
”O”部分は下絵を書き、トレースしました。
HBの鉛筆使っています。

良く尖らせて丁寧に作業を進めます。

calligraphy paradaise Chrstmas rose card-3 2015
”O”部分ドアップ。
ギルディング糊を4回盛っては乾かすを繰り返し、金箔貼りました。

ギルディングをご存知ない方はカリグラフィー・テクニックをどうぞ!


バラは色鉛筆です。

少ない色数より色んな色を混ぜながら書くとしっかり発色します。
 calligraphy paradaise Chrstmas pinsettia card-1 2015
大人なクリスマスカード。
カッパープレート体

calligraphy paradaise Chrstmas rose card-2 2015
開いた状態。ポインセチアはくり抜いています。
”O”部分と少し太い線はC-2、小文字部分はC-5、細い線はブラウゼの人差し指のペン先(29B)使っています。

絵具は前述のパールゴールド+微量のホワイトです。
フラクチャー体

calligraphy paradaise Takeo  Miranda 2015
今回ご紹介した写真で背景やカードの紙が少しキラキラ光っていますが、竹尾のミランダです。
今年になって伊東屋やユザワヤなどで良く見かけるようになったのですが2008年末からある紙だそうです。

片面だけですが綺麗に光っています。
見た目固くて頑丈そうですがむしろ撓んだ後や傷が目立ちやすく、丁寧に扱うほうが良いのと消しゴムかけは大変です。

なので上の作品のガイドラインは細いスタイラスで薄く跡をつけました。

書き心地はとてもよかったです(^_^)

<2014年12月>

年末ネタ第2弾、年賀状。
羊大特集です!
今年説明した消しゴムハンコ、そして例年通りなるべく手間なく書けるデザイン。
カリグラフィー・テクニックはお休みです<(_ _)>



消しゴムハンコ多色刷りです。
ちょっと分かり辛いですが”MAY THIS YEAR BE FRUITFUL”
(実り多い一年でありますように)と書かれた額縁から羊が顔出しているイメージです。

額縁部分の版、主線の版、そして年号の版の順に押します。
この消しゴムハンコはダイソーで購入。
年号変えれば12年後も使える発想です。

角の内側にはゲルボールペンで手書きしました。
一応カリグラフィーの見本なので(^^ゞ
一応ローマ大文字体

呉竹毎年お世話になっております。
”2”が角と耳、”0”がもみあげ(?)をイメージしています。

”2,0,5”の渦巻きは一気に書きました。

ローマ大文字体?

羊が”happy new year”と○○コしているところです<(_ _)>
マーカーペン2mm幅だけで書けます。
羊のボディは”未”をイメージしています。
ローマ小文字体

ちょっとばかり昭和な少女マンガ風の”ひつじ”です(前髪注目!)。
羊部分はマーカータイプでも2重線が引けるペン先を使っています。
なんでかというと、キレイな二重まぶたでマンガちっくに出来そうだったからです。
やはり呉竹です。
バラは普通の平たいペン先で3.5ミリ幅を使いました。

二重線が引けるタイプは反対側が筆ペンになっています。
どうしてですか?と呉竹の人に聞きたいです。
でも折角なので”HAPPY NEW YEAR”とバラの葉っぱに使いました。
エクスパンディッド(このサイトでの書体説明なし)

先月のクリスマス特集でハイヒールのカードを載せました。
その際使ったオリジナル書体をここでも使っています。
頭の上から”happy new year”と書いています。

カリグラフィーをやっていると「これはこうしなければ」と強迫観念めいた思いが湧きがちです。
でも時には学んだことを踏まえて実験したり遊んだりして欲しいです。

顔は5mm幅のマーカーペンで塗りつぶしています。
今回、この種のペンだけで書ける見本にしているのでこのようにしてみました。
ただ、ペンの跡とか気になるのでしたら黒い紙を張るなど臨機応変にチャレンジして欲しいです。

頂き物の水玉マスキングテープを下側に貼り、水玉部分をハサミで切り取って余白に貼っています。

羊の目は背景に写っているキラキラ布シールのスパンコール部分を切り取って貼っています。
この手のシールは接着が強いので投函するハガキには便利です。
渦巻き体(勝手に考えました)

ありがちは”羊”を角に見立てたデザイン。
なのでカラフルな色で3匹書いてみました。
”羊”は3.5mm幅、文字部分は2mm幅です。
角の筋と雪はゲルボールペンを使っています。
ロンド体(このサイトでの書体説明なし)

顔と体にはファーバーカステルのジェラートを使いました。
肌理の細かい紙だと時間が経っても擦ると色がつくので上からティッシュで軽くこすり、余計な固まりを取ってください。

筆ペンで書く年賀状です。
まず”Happy Year of the Sheep”と書いちゃいます。
筆ペン3本とも呉竹です。
押してあるハンコは今年の消しゴムハンコ実習のお手本(?)です。
他の作品に使っている小さなハンコは5年前に実習した際に半端もので作りました。小さいサイズが結構便利です。

1つ前の写真では分かり辛いですが(この写真でも分かり辛いですが)黒とピンクの筆ペンはラメ入りで光ります。

<2014年11月>
Calligraphy Paradise 2014 Christmas works
クリスマスの飾りにもなるカード、そしてファブリックボードです。

今回は今年しつこく説明してきたことを踏まえてなので
カリグラフィー・テクニックはお休みです<(_ _)>


作り方のポイントはこのページでご説明します。
まず円形カッターだけで型紙作りです。
Calligraphy Paradise 2014 Christmas card1-1
私が持っている円形カッター(三幸製図機械製作株式会社)での最小の円は上の写真型紙の中で一番小さい円です。

Calligraphy Paradise 2014 Christmas card1-2
ブルーの紙の上に白い絵の具でスパッタリングです。

Calligraphy Paradise 2014 Christmas card1-3
もう一枚は文字を書いてから型紙をエンボスしました。
写真には写っていませんがウサギの耳用の型紙は別に用意しました。

Calligraphy Paradise 2014 Christmas card1-4
こんな感じで仕上がりました。
2種類ともカードの内側なので外側をお見せします。

Calligraphy Paradise 2014 Christmas card1-5
左が三つ折りカード。雪だるまの外側です。
右側が二つ折カード。うさぎさん雪だるまの外側です。

Calligraphy Paradise 2014 Christmas card2-1
まず外側の赤は粘着シート付きのちりめんを貼りました。
その上にスポンジみたいな布をツリー状に切り貼りしています。
これらは随分前にユザワヤで買ったので正式名称が分からずスミマセン<(_ _)>

雪だるまはスパッタリングの上にファーバーカステルのジェラートで顔など書き足しましたが、表紙部分にも使いました。

これに吉祥寺の雑貨屋さんセールでかったレースシールを貼っています。

Calligraphy Paradise 2014 Christmas card2-2
↑表紙ドアップ

Calligraphy Paradise 2014 Christmas card2-3
表紙を開いたところ。
ダイソーで買った花柄シールを1個ずつ切り、交互に貼りました。

Calligraphy Paradise 2014 Christmas card2-4
文字はカロリンジャンでスパッタリングの後、書きました。
カロリンジャン体(当サイトでの説明なし)

次はうさぎさんカードです。
Calligraphy Paradise 2014 Christmas card3-1
表紙のリースにはマスキングテープを使っています。
上のテープは三日月百子で買いました。
ペン先はミッチェル・ラウンドハンド4です。

ガッシュ(不透明水彩)のゴールドで書きました。

このようにカッティングマットの上に貼って書くと
長さが測れ、少し透けるのでガイドラインも必要ありません。

Calligraphy Paradise 2014 Christmas card3-2
ダイソーなので買った布テープなどと混ぜて使いました。

テープの芯の円周を目印に三角形に切ったテープを少しずつ貼っていきます。
マスキングテープは貼り直しできるので便利です。

Calligraphy Paradise 2014 Christmas card3-3
表紙の出来上がりです。
ガッシュのゴールドを丸筆で塗ったドットを散らしました。
紙は竹尾のタント・セレクト。
同じ名称でも品番によって色んな柄があります。

Calligraphy Paradise 2014 Christmas card3-4
カードを開いたところ。
もう一枚見てください。
Calligraphy Paradise 2014 Christmas card3-5
スパンコールをプラスチック用ボンドで貼りました。
木工ボンドより少し強度があるので剥がれないようにするためにお勧めです。
糸を引き易く、硬化が早いので扱いに慣れは必要ですが、いらない容器に多めに出し、爪楊枝などで貼って下さい。
量はほんのちょっとで大丈夫です。

ゴールドの文字・エンボス・スパンコール。
いずれも上2枚の写真のようにちょっとした向きや光で見え方が変わり、楽しめます。
イタリック体

Calligraphy Paradise 2014 Christmas card4-1
ハイヒール型カードです。
長靴や靴下をベースにしたデザインは良くありますよね。
なのでちょっと大人っぽくしました。

ハイヒール型の型紙を一枚用意用意しましょう。

Calligraphy Paradise 2014 Christmas card4-2
このカードは見開きになっているので反対側です。
ヒールに貼っているシールは写真下半分に写っているキラキラです。
Starformというオランダの会社の商品です。
私はここから仕入れた生徒さんから購入しました。

羽根はユザワヤかどこかで買いましたが、リボンはダイソーです。
前述のプラスチック用ボンドをほんの少しつけて貼りました。

Calligraphy Paradise 2014 Christmas card4-3
開いた状態です。
”season's greetings”と書いています。
読み易さよりは靴全体を覆う渦巻き模様をイメージしました。
呉竹のマーカータイプのゴールドで書きました。
渦巻き体(勝手に考えました)

↓最後にファブリックボードです。
Calligraphy Paradise 2014 Christmas board-1
セリアで購入したファブリックボードに白いジェッソをさっと塗り、乾かしました。

その後アクリル絵具のゴールドとグリーンでリースを表現します。

昔かったクリスマスの飾りから柊の造花を引きぬいて型押ししました。
葉の表面にアクリル絵具をべったり塗るのが押し易くするコツです。

Calligraphy Paradise 2014 Christmas board-2
最後に”Welcome”と赤のアクリル絵具で書きました。
スピードボールC−1です。

4か所バラが少し光っているところ。
レースシールをバラ単位に切り、アクリルのゴールドを軽く塗ってある物体に貼っています。

Calligraphy Paradise 2014 Christmas board-3
セリアで買ったLEDミニライトピン。
私が良く行く吉祥寺店ではあっという間に売り切れていました。
白・オレンジ・ブルー・ピンクの4色ありました。
折角なので1色ずつ買いました。

でも今回の作風には光が強過ぎてボディの色も少し子供っぽく感じたのでボディもゴールドを軽く塗りました。
LEDの光はレースを貼ることで弱めました。

ちなみに木の小さなオーナメントは6個で100円。seriaです。
これまたゴールドを軽く塗りました。

Calligraphy Paradise 2014 Christmas board-4
こんな感じでカードを飾りたかったのです(*^_^*)
イタリック体

<2013年 12月>
年賀状 2014 new year cards
2013年年末ネタ第2弾です。

いつもの年賀状ネタらしく、筆ペン&カリグラフィーマーカーペンを主に使っています。


年賀状 2014 new year card-1


”Happy New Year 2014”をマーカーペンの2mm幅で一気に書いています。

途中で字を離さないので丁度良い幅で一行が収まるよう、練習は必要です。

お馬さんの背中はマスキングテープで「午」状に貼りました。

赤地に金なので見辛いですがスタンプで胸にハート、背中に2014を押しています。

ロンド体とカッパープレート体を混ぜた感じ
年賀状 2014 new year cards

生徒さんからメタリック書道液というものを借りて2枚作成。

和紙系だと良く光りますが、洋紙では鈍い発色です。

でもお借りした色が青だったのでただの真っ黒ではない雰囲気は味わえました。

キラキラさせたかったら和紙に太い筆、かつこの墨汁を良く混ぜて上澄みを使うと良さそう。



年賀状 2014 new year card-2
お馬さん&フラクチャー体(C−4)
年賀状 2014 new year card-3
筆で何となく。
と言ってもハガキのど真ん中に収まる
バランスは大切かも。
年号は墨汁と一緒にお借りしていた
木の枝(??)で書きました。
年賀状 2014 new year card-4

今年(2013)は77.色鉛筆の使い方を掲載しました。まとめとしての作品。
かつ漢字を書くのが苦手でも線と○に置き換えて紙からはみ出せば何とかなる例。

年賀状 2014 new year card-5
”2014”の”2”が馬の背中になってます。
ここはマーカーですが後は筆ペン。

馬を描くのが苦手でも形になるように胸とお尻を強調しました。
年賀状 2014 new year card-6
馬を描く時、ほっぺたの位置を決めちゃうと形になりやすいです。2mm幅で描きました。
年賀状 2014 new year card-7
シマウマ。
”HORSE”のみ3.5ミリで書きましたが、その他は2mm。
”HORSE”を最初に書いてね!


年賀状 2014 new year card-8
ハンコ以外は筆ペン。
「馬」で馬を描きました。

馬を描いた例に関しては1枚を覗いて体の一部を描いています。
全体を描こうと頑張ると、馬の後ろ脚はとっても難しいからです。

ほっぺが張り出していること、首が太いこと、胸とお尻が張り出していること。
これらを意識すれば馬になるはず。

使った道具は
呉竹 ・ZIGシリーズ(両端がマーカー)
・呉たけ筆 中字・金
・ZIGクリーンカラーリアルブラッシュ

あかしや水彩毛筆

カロリンジャン体(サイトでの説明なし)

<2013年 12月>
Christmas calligraphy works 2013
2013年年末ネタ第一弾です。

今年取り上げてきたことを取り入れながらのサンプル群です。



Christmas calligraphy tree-1 2013

”A”〜”Z”までツリー型にまとめています。

Christmas calligraphy tree-2 2013

1つの書体を一通り勉強したらアルファベット全部を何かの形の中にまとめるのはとても勉強になります。

ただ勉強した通りキッチリ決まり事だけ守っていても形にならないからです。
少し伸ばしたり縮めたり、文字間を変えたり。

ラスティック体
Christmas wreath calligraphy card-1 2013
ほぼ正面から見た状態。

Christmas wreath calligraphy card-2 2013
開いた状態。2013年度母の日の作品で試し書き(平筆のリボン)に使った紙を再利用

Christmas wreath calligraphy card-3 2013
リース部分が立体的になっているのが上の写真より分かり易いかと思います。

材料はカリグラフィー・テクニック オーナメント箱をつくりましょう!で確認して下さい。
ルタンダ体(サイトでの説明なし)
Christmas embossing calligraphy card-1 2013
ドーナツ状のエンボスの中に柊型にエンボスしてます。
ですが字の上だしそれほど目立ちません。

手に取った人に気付いてもらえればいい、さりげないデザインにしました。

Christmas embossing calligraphy card-2 2013
エンボスは開いた裏側が分かり易いです。
インクを吸いこまない光沢紙を使いたい場合はゲルボールペンで書くと華やか。

Christmas embossing calligraphy card-3 2013
□の中に収めた言葉の上に○のエンボスを乗せました。
クリスマスカラーを敢えて避けたサンプルです。
ゴシック体
Christmas calligraphy box-1 2013


Christmas calligraphy box-2 2013

数冊子供の頃気に入っていた絵本を取ってありますが、写真の「マッチうりのしょうじょ」はその一冊。

この女の子の横顔が子供ながら色っぽいと感じたからです。
それとキレイな色彩。

絵を描いた人はなんと、あの朝倉摂さんです。
すごい芸術家が描いていたんだと気付いたのは大人になってからです。

この絵本の中の色とりどりのろうそくを色鉛筆で淡く描いて箱にしました。
(淡いので、ハッキリ写らなくてすみません<(_ _)>)
この絵本がなければ思いつかなかったアイディアだと思っております。
箱の折り方はオーナメント箱をつくりましょう!を観て下さい!

カロリンジャン体(サイトでの説明なし

<2012年12月>
カリグラフィー 2012年 年賀状 巳年
年末ネタ第2弾。
巳年用年賀状でございます。

今回は特別な技法は使っていないのでカリグラフィー・テクニックの更新はありません。

カリグラフィー 2012年 年賀状 巳年1
ヘビの尻尾から舌先まで

”The snake, one of the twelve signs of Chinese zodiac.
Your year must be happy”

年女年男にへび年だから良い年になるよと言ってあげている文面ですが、
特に相手の干支関係なく(大抵読まないだろうし)使えるでしょう。

しかし、これは巳年のデザインは難しいよなー、と
憂鬱になった年女の私を自分で励ました文面であります。

背景ですが、普通のハガキに頂き物の古布を貼ったものです。

封筒に入れて送るか、下記に出てくるスキャナーを使った印刷の原紙として良いと思います。

フラクチャー体
カリグラフィー 2012年 年賀状 巳年2
”巳”をグルグル状にデザインしたもの。
然しながら貧弱になりやすい形ですので上記はラメ糊、下記は陶器の縁飾り用チューブ
(peveo vitorea アウトライナー)を使いました。

後は好きな紙を切り貼りし、文字を書いて全体のバランスを取っています。


書体は筆記体とローマ大文字体をそれぞれ少し意識して書いています。
カリグラフィー 2012年 年賀状 巳年3
コブラの形はデザインしやすいですが、怖くならないように両面使える折り紙で切り貼りしています。


裏表が違う色になっていますので大中小に△▲を並べて貼っただけです。


カリグラフィー 2012年 年賀状 巳年4
文字部分はキャンドゥで買った切込切り紙の束の一枚に筆ペン2色で縦書きに”Happy New Year”を書いています。

ちなみにコブラの顔部分だけ◇状に切って先を折り曲げています。
カリグラフィー 2012年 年賀状 巳年6
はがきなどの裏に文字を書き、スキャナーで読み取ってから加工・印刷・切り貼りした例です。

左上が原稿になります。
少し小さく印刷すると全体が締まるので今回は200dpiで読み込んで色を変えただけでそのまま印刷しています。

和紙ラベルシートに印刷したので、後は楽でした。

右は布や紙の上にラベルを千切って貼り、さらに薄い布を貼った状態。

左はハガキ全面に折り紙を貼り、ラベルシールを切り取って貼っただけ。

イタリック体
カリグラフィー 2012年 年賀状 巳年6
”S”はヘビの形なりやすいので素直に応用しました。

ヘビの首から尾にかけて下から”S”を書きます。

最後に筆先を使って頭と舌を描きます。

写真に写っている筆を使いました。
あまり細い筆でないほうが書き易いです。

右下は没ネタデザイン幾つか小さく書きだしてみました。

ヴァーサル体
(当サイトには書き方を載せていない書体)

<2012年11月>
カリグラフィー 2012年年末第1弾−1
年末ネタ今年の第一弾。
今年説明してきたことを年末用に応用してみました。

カリグラフィー・テクニックでも簡単ですが説明しています。

カリグラフィー 2012年年末第1弾−2
マニキュアを使ってデコったツリーカードです。

3枚重ねのカードで綴り方は今年好評だった方法でボタン用糸を使っています。
カリグラフィー 2012年年末第1弾−3
2ページ目は立体シールを使って昨年末の年賀状サンプル辰年用)の余りを白い紙と一緒に貼りました。

ゴシック体
カリグラフィー 2012年年末第1弾−4
上の”Season’s greetings”をめくると、ゲルボールペンで走り書きしたコメント欄。

定規で直線を計4本引いています。

今年は枠飾りも説明しましたが、敬遠されがちなのでこういうざくっとしたイラストに直線がピリッと入った
手軽なデザインからでもぜひチャレンジして頂きたいです。
カリグラフィー 2012年年末第1弾−5
無地のティッシュカバー(キャンドゥで購入)を一度洗ってアイロンがけし、
アクリル絵具で”A”〜”Z”まで書きました。
ヴァーサル体
(当サイトには書き方を載せていない書体)
カリグラフィー 2012年年末第1弾−6
方向を変えて写しました。
カリグラフィー 2012年年末第1弾−7
ティッシュケースと同じく、背景・文字ともアクリル絵具を使っています。

背景のポインセチアは◇型の型紙を載せてゴールドで彩色。
文字は平筆です。

表面がベルベット加工された起毛の布を紙と貼り合わせたような
変ったスクラップブッキング用の台紙を使っています。

たまたま取り扱っている生徒さんから購入出来たので。
ペン先では大変滲み易い表面です。

ゴシサイズド・イタリック体
カリグラフィー 2012年年末第1弾−8
ワインボトルに巻きつけることを考慮してフェルトを下に引いています。

ダイソーで買った★型のリボンで巻きつけらます。

ポケット状に金糸で塗ったのは、上にカードや花一輪ぐらい挿してもいいな、
という考えと四面きっちり縫うと全体が窮屈に見える気がしたからです。
カリグラフィー 2012年年末第1弾−9
リボン部分ドアップ。

フェルトに細く切れ目を入れているのでリボンを通せます。
カリグラフィー 2012年年末第1弾−10
柊の型紙を自分で作ってステンシル風に彩色しています。

文字部分は普通のガッシュを使っています。


ローマ小文字&大文字体
カリグラフィー 2012年年末第1弾−11
一枚めくると輪っかの薄い影と表面と同じ柊のエンボスが見えます。
カリグラフィー 2012年年末第1弾−12
さらにめくるとリース部分のページが出てきます。

このページの絵の具はアクリルのみ使っています。
カリグラフィー 2012年年末第1弾−13
さらにめくった状態。

表面の金の柊が内側でも見られます。
カリグラフィー 2012年年末第1弾−14
カードを閉じた状態の裏側。

同じ型紙で2つの技法を使ったことが見て取れます。


<2011年12月>
カリグラフィー 年賀状2012 辰年
今年の年末ネタ第2弾!

 辰・竜・龍・ドラゴン用です。

マーカーのカリグラフィーペンと筆ペンがメインの作品群です。

ローマ大文字体を多様していますが、手書きの年賀はがきはスピード感も大切なのでラフに力を抜いて書いて下さい。

カリグラフィー 年賀状2012 辰年1

書き順にコツがあります。

1. 筆ペンで”O"を書く。
2. 3.5mmのマーカーで”DRAGNYEAR"を散らす。
  所々はみ出させるのが格好良く見せるコツ
3. 余白が気になったところに市松模様を  別色の3.5mmマーカーで書きます。
4. ”HAPPY”や年号、ドラゴンの顔をゲルボールペンや筆ペンで

ローマ大文字体
カリグラフィー 年賀状2012 辰年2

当サイトには書き方を掲載しておりませんが、ルタンダ体です。

ルタンダのデコラティッブな感じの大文字は少し化け物チックな形だな、と思っていたし、
ケルトっぽい雰囲気とも合うので今回西洋風ドラゴン化しました!

  3.5mmマーカーで大文字を、小文字と顔・体は2mm。

  尻尾はゲルボールペン。

ルタンダ体
カリグラフィー 年賀状2012 辰年3
干支らしく中国風のドラゴンを、と思っても顔は描きたくないな、という方向き。

オートマティックペン6で体を書いています。
インクジェット用のハガキに書いたので、絵の具はすぐには吸い込みません。

ペン幅の中心に向かって左右から乾いていくので中心の色が濃く残ります。

右上はゲルボールペンでイタリック体を書いています。

イタリック体
カリグラフィー 年賀状2012 辰年4
”たつ”をオートマティックペン4で書いています。

顔・体部分は2mmのマーカーペンです。

左下は軽いタッチで書くと良いと思います。

ローマ大文字体
カリグラフィー 年賀状2012 辰年5
2008年の母の日で使ったクルクル定規(スピログラフ定規)・同じ模様でドラゴンの体を作りました。

3種の歯車のうち中サイズを使っています。穴の位置1つ異なれば全く違う模様が出ます。

でも雰囲気でドラゴンっぽく見せる、簡単な方法です。
定規で作った円を半分に切ってつないでいるだけです。

ゲルボールペン2色だけ使った作品。

ラメ粉を右上にくっつけています。

ヴァーサル体
カリグラフィー 年賀状2012 辰年6−1
横置きで見ると、”HAPPY DRAGON YEAR”(左端は読み辛いけど二〇一二)。

カリグラフィー 年賀状2012 辰年6−2
縦置きで見ると、”HD"が”竜”になります。

ローマ大文字体
カリグラフィー 年賀状2012 辰年7−1

ピンクドラゴン(懐かしいなぁ、若かりし頃渋谷のお店に行ったことあるな〜)。

5mmのマーカー使用。”龍”の書き方にいくつかコツがあります。

まず、ハガキ横置き左下に顔が位置する、と意識して下さい。

カリグラフィー 年賀状2012 辰年7−2

書き順1・2 ツノとして下から上に向かって書いて下さい。
書き順5   ここがとても大事。ドラゴンのエラなので、顔の輪郭が決まります。
書き順6   前脚になります。
書き順8   距離が長いので、カリグラフィーペンとしての線の細い太いを意識しながらメリハリをつけて、しっぽは勢いよく。

書き順3・4・7は文字の一部として、書き順9・10・11・12はドラゴンの背びれのつもりで。

干支としてのドラゴンは右手や尻尾に大玉の真珠(=不滅)を持っています。
でもデザインのアクセントとして好きな位置にハート型など書いて良いと思います。
もう2点ポイントがあります。

ポイント1 ひげは付け根から左右に、リラックスしてゆったり書く。ここ線がビビるとみっともないです。
ポイント2 爪は丁寧に描いて下さい。必ず付け根より細く。こういう処を雑に描くと全体も幼稚に見えます。
       (中国の皇帝用は5本の鈎爪です。3本くらいが少しでも楽で良いですよ)

* 右下は赤の筆ペンの先で書いています<(_ _)>
カリグラフィー 年賀状2012 辰年8
このようなサンプル群を考える時、作品完成まで行きつくネタと当然余ったネタが出てきます。

今回余ったネタを一枚の作品にまとめました。

普通のプリンター用紙に黒で書いた5種類を赤いドラゴンの周りに貼っています。

水で千切りたい部分を湿らせて、スピードボールなどの角で引っ掻くと紙の繊維がほぐれて和紙を千切ったようになります。
分厚い紙では大変かも。


<2011年11月>
カリグラフィー2011冬のカード
今年の年末ネタ第一弾!


カリグラフィー・テクニック  1つの型紙で(エンボス、スパッタリング)も覗いてみて下さい。

カリグラフィー2011くまカード2
クマの顔をスパッタリング。
カリグラフィー・テクニック 1つの型紙で(エンボス、スパッタリング)で軽く説明しています。

裏を少し工夫したのでお見せします↓クマのリボン、くり抜いてます。

カリグラフィー2011くまカード1

イタリック体
カリグラフィー2011冬のカードセット
一頭のシカをモチーフに型をつくり、複数に展開したサンプルです。
カリグラフィー・テクニック  1つの型紙で(エンボス、スパッタリング)もどうぞ。

イタリック体
赤い封筒から白のカード。
カリグラフィー2011冬のカードセット1

白いカードの内側から半透明のカードと赤いカード。
封筒と同じ紙を使うことがこのカードセットのまとまり感を出すポイントです。

B4サイズから封筒とカードを作れました。
カリグラフィー2011冬のカードセット2


白いカードを開いたら、シカが向かい合わせに立っています。
カリグラフィー2011冬のカードセット3
赤地に濃淡のある濃い色の字って画像を軽くすると線がボヨボヨになるので、少し大きめに載せます。

カリグラフィー2011冬のカードセット4
ゴシサイズド・イタリック体

★型のような余白を作りながらリボンをオートマティックペン6で。
幅広だとグラデーションが作り易いです。
ついでに周りの太い線も同じペン。

大文字はオートマティック9で創作文字(?)

カリグラフィー2011冬ご挨拶2

台紙のレースっぽい部分はパンチ(写真上側)で。
黒い葉のリボンは100均。

カリグラフィー2011冬ご挨拶1

紙から文字がはみ出たレイアウトは”Happy Holidays”と書いてから、紙の折り目、カットする位置を決めて下さい。

乾いたら、ゴールドのゲルボールペンで模様を書いています。
マーカータイプのペンでピンクのドットも少し。

カリグラフィー2011冬休み3

カードからチラ見。
カリグラフィー2011冬休み1

カードを開いた状態。
カリグラフィー2011冬休み2

カリグラフィー2011冬休み4
冬のモチーフたちと赤い紙の端にはマグネットテープを貼っています。
位置を変えられて、飾れて、がポイント!
カリグラフィー2011冬休み5
フラクチャー体

<2010年12月>
カリグラフィー 2011用年賀状1
今年もユニークかつ、制作に時間がかかり過ぎない年賀状を目指してデザインしてみました!

ウサギの特徴を意識しながら作ってみて下さい。

カリグラフィー うさぎ年賀状1

ジャイアントラビットをイメージしてます。

書体はローマン系をイメージしつつも、カリグラフィーペンに慣れていない方でも見よう見まねで書けるようにデザインしました。

この部分はスピードボールC−3、ニンジンはC−4、その他脚などは筆を使っています。

左側2匹のウサギですが、サンプル群をデザインする際、必ず没ネタが発生します。

その中で可愛く描けたのを今回載せました。
カリグラフィーペンで描けます。


カリグラフィー うさぎ年賀状2-1
ウサギさんは”bunny”をデザイン化しています。
このデザインが兎の特徴を分かり易く応用していますので、簡単に説明します。

ウサギとくれば、
・長い耳、
・丸いしっぽ
ですが、
結構気をつけたいのが
・とても長い後ろ足、
・ぷっくらしたふともも、
・そして丸く大きなお尻、
です。



ゴシック体
カリグラフィー うさぎ年賀状2-2
100均グッズ2種類を使っています。

ラメ糊(ブルー)で所々光らせ、その上に和風の格子柄紙を上下に貼っています。

紙というより、フィルム状なので、ツルツルしています。
片面が若干ざらついているので糊づけ面にしました。

この手は糊の付きが悪いので、隙間なくノリを張って下さい。
カリグラフィー うさぎ年賀状3
普段練習で使っているインクで良いので、パレットに出して水で薄めます。

楕円形のウサギは、平筆を使っています。

丸筆でも平筆でも毛質、サイズで楕円の雰囲気は変わります。

何回か楕円を練習し、形が安定してきてからハガキを使って下さい。

「卯」をカリグラフィーっぽくデザインしていますが、ウサギの楕円を先、がお薦め。

字が先にあると、楕円を書く時緊張するので。

竹は平筆で縦線を一気に下ろしてからインクが乾く前に節や葉を細い丸筆で足しました。

水分の吸い込みが遅い、肌理のない紙がお勧め。
(年賀はがきなど)
カリグラフィー うさぎ年賀状4-1
「卯」をウサギに見立てて二匹書きました。

この時、本来の漢字の筆運びを意識し過ぎず、
今ウサギのどこを書いているか、それに合わせて一筆ずつの方向を確認して下さい。

カリグラフィー うさぎ年賀状4-2
ハガキに直接書かず、絵葉書用の紙に書いています。
この紙の両側を定規を当てて千切り、スティックのりで貼っています。

先に折り紙(100均)を細く貼って、紙の透け感を出しています。
カリグラフィー うさぎお年玉袋1-1
お年玉用外袋です。

何故このようなデザインかというと、白うさぎから鏡餅を連想したからです。

これにレースのリボンを巻いたのは、鏡餅風の飾り付けでは重いので
ウサギ→バニー→バニーガール→裸にエプロンと連想を伸ばして
フェミニン(???)に仕上げたかったからです。

このリボンは両端を糊で紙に貼ってあるので形が崩れません。

ルタンダ体
カリグラフィー うさぎお年玉袋1-2
この外袋の仕組みは実に簡単。
開いた状態の写真です(裏側)。

レースのリボンはしっかり縛りたかったので小さな穴を2つ空け、リボン通しにしています。

紙全体は三つ折りで、上下を折った定番の折り方です。

<2010年11月>

静かな冬をイメージして宗教色の強すぎないカードを作ってみました。

カリグラフィー・テクニック 折り目をつけてみましょうでは簡単な紙の折れ線の入れ方を説明しています★

今回型紙を使ってステンシルのような作業もありますが、ちょっとしたコツは下記に説明しています!


ベル型の型紙をまず作りました。
次の写真のように最初から縦に折る事を想定していたので完全に左右シンメトリーになるように型をくり抜いています。

これを本番の紙の上に置いて色をつけますが、必ず薄い色から濃い色へ、色を変えて下さい。


先に濃い部分を色付けすると、全体のメリハリがつけにくくなります。

今回で言うと、最後にベルの内側(音を鳴らすところ)の型を乗せて影をつけます。

この部分が先に濃過ぎると、差が出なくなります。

( 今回は脱脂綿でポンポン叩きながら色付けしています)


順序が逆になりましたが、字を先に書いて下さい。

それからどこにベルを置くのかバランスを考えた方が失敗が少ないです。



ゴシック体

こちらは3種類の型紙です。

かなり淡い色です。
相当水っぽくて大丈夫です。
筆で彩色しています。

しかし紙が撓むので、コピー用紙のような薄手の紙には向かないです。

紙が合えば、赤青黄の3原色で同じような雰囲気を出せます。

少しずつ色を変えて自然な滲みを楽しんで下さい。
(混ざり具合を先に計算出来ないので、あくまで自然体)

イタリック体

上段補足ですが水っぽいので型紙の淵に水分が入り込まないよう、各穴の中心部分から色をつけて下さい。

ただし、このような曖昧な雰囲気を良しとする作品は輪郭線を綺麗に出すことに拘り過ぎると、
一番大切な色と色の滲み方が不自然になるので要注意です。

絵の具が乾いたら型紙をそっとはずし、金色を筆でそっと置いて立体感を出しています。


右側は型紙を逆さに使って風船の雰囲気を出しています。

字も合わせて淡い色にしていますが
"Wishing you a joyous holiday season"と書いています。


イタリック体


タッセルを右上につけて、3つ折りにした紙に挟むようになっています。

これは昔コンランショップで購入。



”MHR”の部分を細い面相筆で、かつフリーハンドで書いています。

定規で引いたような線は欲しくなかったので。
”Many Happy Returns”と書いています。

ご多幸お祈りしてます(*^_^*)

頭のどこかで中国の「福」を逆さにして扉などに飾る風習がちらつきました。

なので赤地に金。
でもちょっとアールデコっぽいデザインも意識しました。
所々のマークのような飾りはまずブルーで彩色乾いたら金で仕上げ、です。

上段までと違い、絵の具は濃い目に溶きましょう!

ローマ大文字体&小文字体


この奇妙な折り目、折り方はカリグラフィー・テクニック 折り目をつけてみましょうをどうぞ。

カッパープレート体

中は三つ折りの普通のメッセージカード。
この部分はリボンにつけたボタンで固定出来ます。

でも、例の立方体部分を開くとジュエリーが入っているのだ!

ちなみにリボンはこのボックスとだけ木工ボンドで貼っています。

やはり中味のサイズが分かってから折り目、それと台紙も考えた方が良いです。

右の場合は赤紫の紙の上に水玉の青い紙があります。
この水玉の紙をジュエリーボックスの輪郭に合わせて斜めにカットしています。

それで左右に赤紫の三角形が見えています。
水玉の紙との間にジュエリーボックスの蓋を折り込む(上部小さな三角形部分)のでこの部分を糊で貼っちゃわないように!



<2009年12月>

今年の年末ネタ第二弾!

毎年お馴染み(?)手抜き年賀状です。
手書きで年賀状を、でも量産したい方へのデザイン。

勿論、スキャナーなど使ってパソコンで印刷してもOK!



寅年の年賀状に良く見られる、竹林に虎。
その虎を文字に置き換えました。

まず竹の位置を決めること、
それに合わせて文字を書くこと。

さらに最後に竹を書き加えると失敗が少ないです。

年号のハンコは、今年使った消しゴムハンコの
残りで作成!

マーカータイプ使用。
ゴシック体

ゴールドのマーカータイプのカリグラフィーペンで
”正月”を洋風に書きました。

両端は手ぬぐい柄の折り紙。
自分の名前の一部”の”が入っているので(*^_^*)



ピンクの紙に、筆で書いています。

先が良く尖った筆ならOK!
無理に黒&黄色でなくても良いのでは?


上のデザインと同じ筆で書きました。
(W・ブレイクの詩から取ってますが)

紙の左端は、インク代の淵を押し、
右端は金銀の和風シールを切り貼りしています。


ゲルボールペンで小さく、
”How many tigers are there in this picture?”
とクイズ出しています。

正解知りたいですか?
勿体ぶってここでは教えません。


”Tiger”を虎の体に見立てています。
動物を描くのが苦手な方は、前脚・後ろ脚は描かなくても
少し黄色みを足してあげれば(上も右も色鉛筆の黄色)、
虎と見てもらえるはずです。

イタリック体

<2009年11月>

今年の年末ネタ第一弾!
クリスマスカードなんだけど、赤&グリーンが目立つカードは避けてみました(^_^)


ちょっとシックに作ってみました<(_ _)>
絵が苦手だったり、描くの面倒だったり、という方には今年何度かお見せした型紙を使う方法がお勧め↓

ラスティック体

カードを開いた状態と、使用した型紙です。

ポインセチアなので、赤い部分の大小・グリーンの部分の大小計4つ型紙を作成しています。

中心からずれないように、まずグリーン部分を彩色し、乾いたら赤い部分を彩色します。

最後にゴールドの絵の具を筆先で点描しています。

リボンっぽい波線も型紙を作っています。

彩色時はくれぐれも筆の毛先だけに絵の具を付けて下さい。
毛の種類や形で点描のニュアンスは変わりますが、まずはお手持ちの筆を試して頂きたいです。

深い森の中で、降り積もった雪をかき分けたら字が出てきた、というイメージです。

楕円状にカッターナイフで沢山傷をつけ、ピリピリっと、めくり上げています。
淵がパサパサになってくれるので。

その楕円の回りを白く塗っていますが前述と同じ、筆先にだけ絵の具をつけて、たたくように彩色しています。
雪のふわふわ感は残したかったので(^^ゞ

カッパープレート体

”MERRY CHRISTMAS”を白い紙、赤い紙に一回ずつ書いたものを重ねています。

自分の字なので大きくは変わらないし、うまく繋がる部分だけを見せています。

右の場合は、白い紙を切り取り、赤い紙に重ねています。

イタリック体

カードを開いた状態です。

私見ですが、全体の雰囲気が暗くなりすぎなければ、黒で字を書いてもプレゼントする冬のカードとして充分使えると思っています。

ブーツ型カード&オーナメント

本体部分と字の部分が別なので、失敗を恐れず量産しやすいです。

でも、まずは字を書いてみて、ブーツの縦の長さを決めて欲しいです。

それに合わせてつま先の大きさや形状を決めた方が、カード全体のバランスを取りやすくなります。

イタリック体

ブーツの淵には、以前にも使ったことがあるのですがふわふわペーパーを、
ボンボンは100均ショップで購入したものを使っています。

どちらもスティックのりで、くっつきます。
(ただし、しっかり押さえて下さい)

カードの底面に穴をあけて刺繍糸を通しています。


ツリー型にカッターで切りぬいた隙間から文字が少し見えるデザインです。

クリスマスカラーでない、色の組み合わせで作ってみたかったのですが、
同じデザインで思い切ってダークな紙をどこかにつかっても面白いかも、と思っています。


カードをばらした状態です。

先に字のサイズやレイアウトを決めてから、表の切り絵部分を考えたほうがいいと思います。

ちなみにツリーに貼ってある点々はラインストーンもどきのデコシールを一個ずつ貼った点々です。

なので、実際には少し光ります。

ゴシック体&イタリック体

<2009年1月>

今年の実際に使った年賀状です。

大きめの紙に書いてからスキャナーで読み込み、イラストレータ(グラフィックソフト)で加工しました。


ダウンロード禁止画像
<2008年12月>

今年の年末年始ネタ第2弾。
年賀状です!



下にローマ大文字体、と書きましたが全く心得のない方でもちょこっとペンの扱いがわかっていれば書けるようにデザインしてみました。

要は縦は垂直に、横は水平に。

それと牛の体のシルエットが四角っぽくなるように意識すること。
これで大丈夫です。

牛の顔はどのようなデザイン・画材であっても耳と角の間をあまり空けない方が牛っぽくなりやすいです。

     ローマ大文字体

少し見辛いですが、赤い紙の上に口が細いチューブ状のラメ糊を使って”HAPPY NEW YEAR”と書いています。

”W”がホルスタインになっております。

ローマ大文字体が近いです

以前も”和””peace”をネタに年賀状をつくりましたが、もう一度デザインしてみました。

分からない程度にホルスタイン柄にスパッタリングしてます。

あまり柄がハッキリしずぎると黒を使っているので重くなるかも。

マスキングリキッドで白抜きした”和”の上に筆ペンで”和”。
イタリック体

”丑”を牛の体と草地に見立てています。
丑の顔やお花は無理にカリグラフィーペンでなくても、細い線が出せれば何でも良いですよ!

太陽部分はゴールドのゲルインキボールペンを使っています。


金銀のマスキングテープとゲルインキゲルインキのボールペンを使って”丑”と”牛”を組み合わせています。

分かりますかねぇ。



右側は”うし”です。”うなぎ”ではないです。

左側はホルスタイン柄にスパッタリングした和紙をハガキに貼り、さらにカリグラフィーマーカーペンで”謹賀新年”を勢いよく書いています。

番外編。
”牛”はカリグラフィーペンで、2筆で書いています。

ポチ袋と箸袋です。

<2008年11月>

今年の年末年始ネタ第一弾です!
レイアウトの参考にして頂ければなぁ、ついでに作品展の飾り付けになればなぁ、
との考えから作成した3点です。


イタリック体小文字だけで作れるカード。
今年はタータンチェックが流行りのようなので、取り入れてみました。

本来表地は、カードの下に引いてある布なのですが、あえて裏地を見せて”H”を作りました。

この”H”のバランスは、やはりローマンキャピタル体の心得があるほうが楽かもしれません。

ボタンは、普通に糸で縫っています。

     イタリック体

スイーツネタが流行っているので(今年は流行を意識しました(*^_^*))、
ドーナツやベーグルチックな模様をスパッタリングでつくってみました。

台紙は何種類か用意しなくてはいけませんね。
型紙を使う順番など、ちゃんと考えてから始めないと、
文字を書くタイミングを失っちゃいますよ。

ご用心。

小さな粒粒は、やはり型紙を作り、筆先で彩色しています。



ローマ小文字体


モデルのトルコキキョウとほぼ等身大に書きました。

カーネーションにもちょっくら間違えられましたが、花びらの先がとても細かくギザギザで確かに似てるかも。

でも色のグラデーションが日々変化して楽しめる種類のトルコキキョウでした!

カッパープレート体

<2007年12月>

今年の年末ネタ第3弾年賀状特集です。

この時期の作品は、例年通りなるべく幅広い方に書けるようなデザインを意識して作っています。

道具もメインは筆ペンとカリグラフィーマーカーペンです。
お馴染みラメ糊・ラメ粉も。
楽しみながら書いて頂ければ。。。

細字はゲル(ジェル)ボールペン。
様々な色や種類のインクがあります。
数本持っておくと便利です。


今回デザインした中では一番簡単だと思っています。

数字は苦手な方が多いかと思いますが、”2”と”8”だけ丁寧に書けば良いように考えてみました。
ラメ糊・ラメ粉使用。

筆ペンに不安がある方は練習として真下、あるいは左下・右上に向かって筆先に力を入れてから跳ねる、という動作に慣れる。
あるいは右回り・左回りに慣れる、これが大事かと思います。


”賀正”の”賀”にネズミがいます。
カリグラフィーペンで漢字を書く場合は読ませることよりも、デザインを楽しむことが大事だと私は思っております。

”2008”は100円ショップで買った立体のシールを貼っています。

下の余白はコメントやお名前・住所を入れる場合を想定しています。
右は紙を切り貼りすることでバランスを取ってみました。



笑門来福(Laugh and Grow fat)。

漢字をカリグラフィーペンで書いて(縦置き)、英字を筆ペンで書いています(横置き)。

ここでの筆ペンは先に説明した基本動作とは逆の弱い筆圧からキュッと押しつける、
という動作が出来れば書けます。


カリグラフィーがお好きな方はお習字が苦手な方も多いと思います(わたくしも)。

でも日本人のせいかたまには筆で書きたいしーと言う時のごまかし方。

一文字を大きく、部分的にはみ出させる、そして斜めにレイアウトし、全部書かない。

これでうまいかヘタか目をくらまします。

“日”部分は丸く切った和紙と布シールを重ね、余白にラメ糊をつけています。


このデザインはネズミのしっぽ部分以外は比較的書き易いです。

ちなみにネズミさんは”A”。読めなくても良いです。
赤の筆ペン先にゴールドの筆ペンをこすりつけてから書いています。

金と赤大小の四角形はこの時期、画材・文房具屋さんの年賀状コーナーに良く売ってる和紙シールを自分で切って使っています。


もう、ノビノビ書いちゃって下さい。

竹は過去載せたことがありますが、
カリグラフィーペンでも書くことが出来ます。

来年は平和でありますように。


筆ペンで”笑門来福”。

本来の画数は気にし過ぎず何となく読める程度でデザインしてみて下さい。

”笑”は笑っている雰囲気、”門”の右側はネズミ、”来福”は先の2文字に雰囲気を合わせています。

4文字がバラバラにならず、中央に寄ることが全体をまとめるコツです。

ラメ糊も使用。


二刀流(?)です。筆ペンを2本持って書きました。
2匹のネズミでハート型にしました。

斜めに持ったりせずにほぼ垂直に2本揃えて握って下さい。
力を入れないように。


<2007年12月>

今年の年末ネタ第2弾です!


小文字だけのイタリック体を円形に書き、白い羽毛をクリスマスツリーに見立てました。

ビーズは100円ショップで買いましたが、携帯にも貼れるシールなので、しっかりくっつきます。
羽毛はスティックのりでくっつきました。

ツリーに通したリボンは100円ではなかったです。
裏面はリボンを通した後が美しくないので、台紙で隠して下さい。
(サンプルでは赤い紙)

左側に写っているリボンとビーズは100円ショップで購入。

イタリック体

2種類のスパッタリングを組み合わせて作成しています。
(筆を持った腕をトントン叩く方法と網を使う方法)

テクニック集にヒントが出ているのでやり方が分からない方はご参照下さい。
ちなみにツリーや家はスピードボールで描きました。

カッパープレート体

年賀状です。
毎年のようにインクジェット用紙で書けないか質問を受け、その度に書き辛いことをお伝えしてきました。

しかしサンプルがないとピンとこないと思うので今回作成。

この写真では分かり辛いかもしれませんが、
カリグラフィー特有の細い線は出しにくいです。
また、絵の具をぼかし辛い(左上・右下)。

感想としてはやはり普通の紙がお勧め。
ゴシック体


官製はがきよりすこーし大きいサイズの紙に
横一列で書いてみました。

色はカラフルに、4つの”n”の下に”2008”をゲルペンで一文字ずつ書いています。
ローマ大文字体・小文字体


<2007年11月>

今年の年末ネタ第一弾です!


赤い半透明紙にカッパープレート体を、そしてやはり半透明の紙を台紙にしています。

内側にはグリーンの紙を挟んでいます。

立体的に見えるところは半透明だからこそ。造りはシンプルです。

文字部分の縦横が決まったら台紙にその長方形の位置を決め、×型に切ります。

後は四方に広げて各々切れ目に挟みます。
赤い半透明紙の四つ角も表に出せば右のようになります。

カッパープレート体



クリスマスのモチーフはたくさんありますが、トナカイもその一つ。
その顔部分だけを作品に取り入れました。

ヒントは今は亡き近鉄バッファローズのシンボルマーク(岡本太郎さんでしたっけ?)
あのデザイン、好きだったんです。

写真では分かり辛いですが、枠飾りも含めてゴールドの不透明水彩にほんの少しホワイトを入れて書いています。

枠飾りはカッパープレート体用のペン先ですが、Gペン、あるいはゲルボールペンでもいいかと思います。

この部分は横着せずに裏まで書きました(右の写真)。
これまた見辛いですが、実は金糸を通して、先に小さな鈴を2つ結んでいます。

手に持った時に軽く音がするので気分が良く(?)なります。
ゴシック体
                      


ケーキ型?カード。

周囲と柊型の紙にスパッタリング。

作った当初はもっとシャキっとしていたのですが各教室用に持ち運んでいるうちにポヨポヨに。

ちょっとケーキ屋さんのロゴっぽくシールを作りました(左の写真)。
ラベルシールに直接書きました。

金色の紙で底を作りましたが、ちょっとしたお菓子や席札など結構入れられるので工夫しどころかと思います。

実や飾りに使っているボンボンは勿論100円ショップです!!(右の写真)


イタリック体

<2006年12月>

あまり多くのペン先や道具を使わず大量生産型のデザイン目指しました。

下の使った道具として”ゲルペン”と書いているのは
”ゲルインク””ジェルインク”となどと呼ばれているインクのペン。

今回は主にラメ入りを使いました。
 
筆ペン+紙+ゲルペン

筆ペン(ラメ)+ラメ粉+ゲルペン 

 筆ペン+C−2+ゲルペン

C−2+ラメ粉+ゲルペン

筆ペン+ラメ粉+ゲルペン

筆ペン+C−2+ラメ粉+ゲルペン

筆ペン(ラメ)+C−2+マーカー+ゲルペン

<2006年12月>

今年のクリスマスカード第二弾です。

左の写真は前回から2枚追加!
それとサンキューカードをどうぞ。


ちょっと分り辛いかもしれませんが、”M””C”,そしてツリーのトップの星部分はギルディングしてます。

”MC”に絡めた柊は、金のゲルインクペンで描いています。

ローマ大文字体&小文字体

根がケチなので、講習時に重曹を使った紙の燃やし方で出来た燃えカス(?)を1つの作品に無理矢理まとめてみました。

重曹の使い方と、スパッタリングはカリグラフィー・テクニックで説明済み。そちらも参考にして下さい。

ローマ大文字体&小文字体
            ゴシック体、イタリック体
            カッパープレート体


この季節のサンキューカードを3種。
何かと御礼を言いたいことが多い季節ですが、クリスチャンでもない限り”メリークリスマス”は違和感がある。。。。

そんな時はちょこっと一箇所に季節感を感じさせるとして素直に”Thank You”で良いではありませんか!



台紙のパサパサの和紙、グリーンのラメリボン、
リボンにつけた赤い実。100円ショップです。

赤い実は薪の束を模した小枝や小さな
松ボックリと一緒に細い針金で繋がった
オーナメントを切ったもの。使い勝手あります。

イタリック体


柊状に切り抜いた布切れをカードに貼って。。。

布は温かみが出るので、お薦めです。

イタリック体

どちらかと言えば、初夏っぽい色合いですが、
これは実際に贈りたい方がいらしたので、
その方のイメージを優先させました。

柊はちょこっと描いていますが、このカードはそれで十分。

無理にクリスマスらしさを演出することはない、と
思いながら作ったカードです。

イタリック体

<2006年11月>

今年のクリスマスカード第一弾!

クリスマスもので良く使われるグリーン、レッドの色味は過去の作品で何度となく使ってきたので、
今年はあえて避けることを自分なりのテーマとしてみました。

グリーン、レッドを使うにしても少し色味の異なるものを、、

実はカードと言うより、部屋の隅に飾る事を想定して作っています。
内側に挟んだ柄入りのトレーシングペーパーを手前に
引き出して、クリスマス用の小さなグッズを乗せます。

上写真の右側に写っている羽飾りのマスクを分解して作ったカードです。詳細はカリグラフィー・テクニックを!
下はスキャニングした状態。影が写ってスミマセン。


イタリック体、ゴシック体

スキャニングした状態。
実物は全体的にはもう少し渋いです。

それと、赤の帯部分はあえて和紙類を使ってちょこっと渋さを出してみました。

イタリック体

ラメ糊を末広がりのらせん状に塗り、★やドットもつけてツリーの雰囲気を出してみました。

紙は淡い色を使っていますが、台紙はピンクの和紙を使ってちょっと大人っぽくしてみました!

イタリック体

<2005年12月>

年賀状特集です!筆を使ったり、ラメを使ったり。

デザインは色々用意しましたが、共通点は手早く書けること!

現実には一枚ずつ丁寧に手描き出来ることってなかなかないですからね。

クリスマス同様、光り物があるので、状況に応じてスキャンした画像、写真と混ざっています。


今回全体の共通事項として、筆に関してはブラッシュライティング用に売っているクレタケの筆ペンを使いました。

無理にこの商品でなくても、まずはお手持ちの筆ペンで使い勝手を試されてみてはと思います。

右は赤(ゼラニウムレッド)のペン先にブルーの筆ペンの先を軽くこすって、2色出るようにしています。

他の色をつけた後は、完全に本来の色に戻してから閉まって下さい。色が変わってしまうので。

右は本来の赤が強くなってきたら、またブルーを足す、という感じです。


筆が苦手な方は、必ず一番太い、一番細い線を力の入れ加減でどう出るか練習して下さい。

左端のウズウズはラメ糊、下側のキラキラはラメの粉を使っています。
下記参照!


”Omedeto”です。

イタリック体の小文字部分は少しも時間を離したほうが堅苦しくないかもしれません。

筆で書いた”○”が何気に難しいので、気に入った大きさ・形の”○”が書けるまで練習して下さい。

ラメの粉は普通のスティック糊で定着させています。
ラメをつけたい部分に糊をつけ、粉をふりかけます。

筆で叩いたら、また糊をつけます。これを繰り返します。

スティック糊はすぐ乾くので便利。
ということは無理に一度に糊をつけるのでなく、
少しずつ進めるほうが理想の模様になりやすいです。

使ったラメ粉は”GARO”のダイヤパウダー。
ブルー、カッパー、シルバーの3色です。

版画用品やネイルアート関連のお店でもこの手の粉を売っています。

イタリック体

”戌”はシンプルな形ですので、堂々と勢い良く書いてみましょう。

こちらはシルバーとブルーのラメを使っています。

漢字の上にも少しラメをつけたりすると、雰囲気出ます。


やっぱり平和が一番ですねー。というテーマ。

掠れて見える部分は私が鉛筆で書いたサインです。

イタリック体

”春”を勢いをつけて書いてみました。

大きく書くと気分がいいですよ。

今回いずれも官製ハガキサイズですが、
余白が出来た時はメッセージ欄に取っておくか、

ラメをつけたり、和紙を貼ったりと色々工夫してみて
下さい。


”戌”です!読めますか?

このワンコを書くコツは文字の部分を先に書いてしまうことです。

書き順はご自分の書き易い順番で良いと思いますが、
私の場合は

赤いリボンの部分

背中とシッポの部分

前足

太ももの順です。

ここまで書いてから筆の先で足と顔、数字、落款もどきを書きました。


顔は背中の線より少し上に耳を描くと犬っぽくなるようです。
シッポも日本犬らしく一巻きでフワッと描いてあげて下さい。


年賀状の犬の書き方と同じ。
楽しくなってしまって普通の和紙にも書いてみました。

ぽち袋と端袋と正月飾りです。

箸袋は名前の部分だけ別の紙にしているので、
失敗を恐れず量産できます。席札も兼ねて。

イタリック体

上のワンコをカリグラフィーペンで描いたらどうなるか、
というデザイン。

書き順は基本的には同じです。

イタリック体の基礎がわかった方なら腕試し兼ねて
描いてみて下さい。

年号は筆ペンを使っています。
イタリック体


こちらはシックにフランス語で描いてみました。
スピードボールC−4を使いました。

ハーフアンシャル体
 

今年度の年賀状。
13歳になるウチのワンコがモデル。

(注:ダウンロード禁止画像)

<2005年12月>

今年のクリスマス・カード達です。
テーマはビクトリア調。
関連性のない作品もあるけど。

写真では良くわからないと思いますが、100円ショップで購入の銀色のボールを使いました。

クリスマス飾りの2個で100円です。
隙間が結構広めに空いていたので、紙を突っ込められそうだな、と思い購入。

文字はちゃんと読めませんが、冬の夜の雰囲気が出せればと思いました。

ちなみに縛っているリボンも100円。

白い羽はですね、ちゃんと手作りウエディングを扱っているお店で買った羽の一枚です。


イタリック体

ミニリース。

リース状に捻ったモールと紫系のリボンは100円ショップ。

金糸とビーズは以前から持っていたもの。

お金持ちの方はスワロフスキーのビーズでも使ってみて下さい。

モールはモコモコ柔らかくて触ると良い感じです。

アンシャル体

グロスチックなポップなシールを見つけたので使ってみました。

台紙は半透明の金の紙(レーザーショット用みたいです)。

”J”の下半分と縁飾りも金色です。

スピードボールC−2だけで書けるようにしています。
”J”の縦線の太さは線を2重にすることで出しています。

イタリック体

こちら自称”マイ・フェア・レディ風カード”。

カリグラフィー・テクニックでもチョコっと説明。

イタリック体

こちらはビクトリア調を意識して作ってみました。

詳細はカリグラフィー・テクニックを観て下さい。

ゴシック体

文字は普通のイタリック体ですが、金のゲルボールペンを使ってビクトリアンな(?)ハートを書いてみました。

リボンを止めている鋲のような金属は裏が二股になっていて固定できます。

イタリック体

こちらは今回のカード達を作成中にお菓子を贈って下さった方へのお礼状。実際に送ります。

右上に貼った切手は本来ラッピングペーパーの一部。
ワンシート絵柄が全て1920〜1940年代の切手。

今回意識したビクトリア調の後の時代です。
下のスタンプは手で書きました。もちろん。
細い面相筆を使いました。


イタリック体

これもプライベート仕様のカードです。

特に文字部分は年賀状に使おうと企んでいます。

(ダウンロード禁止画像)

<2004年12月>

お正月もカリグラフィー!

カリグラフィーペンを握って日の浅い方でも年賀状はつくってみたいのでは、と思います。
そのような本当の初心者の方中心に簡単に作れるものを並べてみました
(a)〜(e)はいずれも超ビギナー向きです。
筆ペンを使っている部分もありますが、マーカーペンをしっかり45度で持つ事で仕上げる事が出来ます。

(a) マーカーペンで書きました。”頌春”は3.5o、梅は2o幅です。
   枝の部分は細いほうから太いほうへ書くのが楽ですが、個人差がありますので試し書きしてみて下さい。


(b) ”酉”と”blue bird”は青ラメの筆ペンを使ってみました。実物は少し光っているので写真より派手です。
   筆ペン以外の部分はマーカーペンを使っています。


(c) これが一番簡単かも。とさかをハート型にして可愛く書いてみました。C−2を使っていますがマーカーペンでも構いません。


(d) 全てC−2です。
   ”A HAPPY NEW YEAR”はペンを45度に持ったまま、紙の向きを変えることで、1つの書体も未修得でも書くことが出来ます。


(e) C−3を使っています。 ひよこ、卵、卵、雄鶏で”2005”と書いています。数字の”5”が雄鶏の体に見えたので、
   このお宅はカカア殿下です。
 
(f) イタリック体の小文字が一通り書ける人向きです。C−3で書いています。
   ”happy”と”year”先頭の”y”はまとめてます。季節ものはきっちり並べなくても何となく読んでもらい易い
   ので、思い切ったデザインにチャレンジして下さい。ただし、このデザインはXハイトは揃えた方がまとまります。


(g) ゴシック体の小文字が書ける人向きです。C−3です。
    りにちりばめた小さな四角形はラメ糊です。


(h) 今年のクリスマス用でつくった使い捨てランチョンマットと同じ材料を使い、今度はお正月バージョンです。
   障子の穴を塞ぐ和紙シールを貼りました。真っ白で目立ちすぎたので、マーカーペンで色つけしてます。



(i) お年玉袋です。C−3です。
   酉年なんで、羽を和紙で挟んで、モール2本を水引代わりに結びました。
   でも書くことが出来ます。


(j) ”Yuko”はC−3を使っています。
   箸袋は薄手の紙と柄物の和紙を組み合わせ、名前を書いた和紙と一緒に紐で縛っています。
   紐は2色で、万両の実っぽいのは実はクリスマス用の飾り。

   ラメ糊、モール、2色の紐は100円ショップです。
 
<2004年12月>

クリスマスはホーム・パーティー!

今年も身近な道具でクリスマスに役立つカリグラフィー作品を作ってみました!

ドアベルです!

音はあまり大きくはないですが、ベルの音がなんとなくクリスマス気分を出してくれます。

今回はイラスト・ボードを土台としていますがこれを薄手の木の板に変えれば、末永くお使い頂けます。

トール・ペイントやちょっとした日曜大工(?)の心得がある方はチャレンジしてみて下さい。

文字は不透明水彩で書いていますが、木の場合はアクリル系ですね!

ゴシック体

作り方はテクニック集に載せるほどでないので簡単に御説明を。

”merry christmas”と書いている紙、その下の台紙はイラスト・ボードです。

この紙2枚はボンドか糊でしっかり貼り合わせます。
上に重い本を乾くまで載せると、平らにぴったりくっつきます。

台紙は一穴パンチ(右端)で穴を開けましたが、ちょっと固かったです。
ハトメ用の穴あけなど頑丈なもので穴あけすると楽かも。

ベルの紐を通す穴はキリで簡単に開きました。
この紐はアクリル系の装飾用金糸です。
先がほつれても房のようになって綺麗で丈夫なのでお薦め!
台紙の裏はこんなに簡単です。

紐を通したら普通に止めますが、さらにマスキング・テープなどの紙テープで固定すると割と丈夫です。
セロハンは時間が経つと劣化が激しいので貼らないほうが良いです。

後はボンボン(100円ショップでゲット)をボンドでくっつけ、太めの紐をぶら下げればドアベルの完成!


超ビギナー向け作品!
とにかく”noel”と書けるように練習して下さい!
”e”の上には実際には金のペンで点点を打っているのですが写真では見えません。

フランス語なので気をつけて下さい。

紙の回りは波線のハサミ(100円ショップ!)で切って四つ角を台紙に挟みます。

回りのかわゆいシールも100円ショップ。

イタリック体

使い捨て用のランチョンマットです。
5枚一組で100円ショップ。

今までも何度か御紹介したオペークカリグラフィーペンなど耐水性のあるものを使用。

アクリル絵具でも構いません。

右は文字は白、飾りは銀と金を使っています。

割と薄手なので、下にチラシや新聞紙などを引いて汚れに気をつけて下さい。
イタリック体

こちらはラメ糊を使ったカード。

文字部分はカリグラフィーペンですが、左右の模様はラメ糊です。

また、下の穴が開いているところはペーパークラフト用のパンチで予め紙をくり抜いた部分です
(大理石模様の紙を2つ折にしてます)
イタリック体

こちら、シュガークラフトの先生が発信するメルマガ用のクリスマス・カード。

超ビギナーの方にチャレンジして頂きたい内容です。

イタリック体

下2枚は、自由が丘さくらぼろーさんでのワークショップで使用した作品です。
見た目よりは簡単に出来る事に驚かれちゃいますが、作品づくりは身構えずに
ぜひチャレンジしていただきたいです。



下2枚は、自由が丘さくらぼろーさんでのワークショップで使用した作品です。
見た目よりは簡単に出来る事に驚かれちゃいますが、作品づくりは身構えずに
ぜひチャレンジしていただきたいです。



 <2003年12月>

2003年度年末特集総集編

毎年その時説明した書体を中心にクリスマス・年賀状用の作品を作っています。
今年はセルティック大文字体が中心となりました。
しかし、なかなか難しい書体なので気忙しい年の瀬、気軽につくれるカード類を作成してみました。

過去の年末物と合わせて参考にして下さい。

 

せっかくなんで、1枚セルティックで年賀状を。

文字、お猿さん全てC-5です。
お猿さんが持っているペンは、もちろんカリグラフィーペンです。

セルティック大文字体
 
カリグラフィーペンで干支が書けるか、というご質問を何度か受けた事があります。

お猿さんの場合は額の形、耳の大きさ、手足とシッポの長さを意識することで猿らしく見せることができます。

絵柄が決まったら使いたいペン幅と絵柄を描くスペースが合うか下書きするなどして、必ず確認して下さい。

場合によっては文字サイズから見直す必要があります。

左は年号と顔を兼ねたデザインですが、昨年使った2色でるマーカーペンを使っています。

小さい字はアンシャル体を筆ペンで書いてみました。
セリフの書き方は変えましたが、筆順は従来と同じです。
John Keatsの”A thing of  beaty is a joy for ever”
(美しきものは永遠なり)をパロってます。

イタリック体、アンシャル体
 
”S”はオートマティックペンを使いました。
文字は全て水気の多い絵具で書き、乾かないうちに他の色を垂らしました。
紙は丈夫なものを使ってください。

ちなみにシャレードという紙を使っています。

3匹のお猿さんは特に書き順はありませんが、私は左端の、向かって左腕から描き始めました。
カリグラフィーペンで絵を書くことに不慣れな方は3つの頭を先に書いたほうが楽かもしれません。

イタリック体
 


カリグラフィー・テクニックで御紹介したペーパークイリングをアクセントにしてみました。

特別難しいパーツはありませんが、ポインセチアの葉は柊方を代用していて、角のつけ方が特徴があります。

ルーズサークルを大きめにつくってしっかり糊付けしてから角を作って下さい。力を入れて形を作ることが出来ます。

アンシャル体、ゴシック体
ここからは講習会用に作ったカードです。
丁度”申”をアレンジした年賀状などつくったので参考にして下さい。

初心者の方用なので、イタリック体の小文字がメインです。

どれもマーカータイプで書いているのでお気軽に試してください。


イタリック体 
<2003年度クリスマス特集第2弾>


ケルト&モダンミックスカードをつくろう!

セルティック大文字体を装飾する際、実際にはかなり複雑な組紐文様を組み合わせて
宗教的・歴史的な文様の意味を踏まえながらデザインを考えます。

実際には最初から全部自分で考えるのは大変ですので基本だけ抑えて現代風にアレンジしてみましょう。

簡単に説明するのでカリグラフィー・テクニックではなく、ここに記載します。

セルティック大文字体

文字の形はセルティック大文字体の基本を生かします。

頭文字の”C”に描いたねじりパンのような模様は組紐柄の一番単純な形です。
1箇所でもこのような模様があるだけで雰囲気が出るのでお勧めです。

ちなみにカードの周りに貼った雪の結晶は99円ショップで買った金のオーナメントです。
普通の木工用ボンドで貼り、乾くまで重しを載せておけばしっかりくっつきます。

まず頭文字”M”と”C”のデザイン、その他の模様をしっかり下書きします。

方眼紙が便利です。

デザインが決まったらトレーシングペーパーに鉛筆(HBでOK)で写します。

カリグラフィーペンで書く部分は省いて構いません。

下絵を写すにはグラファイト・ペーパーなど転写紙がありますが、
水や消しゴムで転写が消えるタイプでも完璧には消えない事があり、また絵具を若干弾きます。

絵具や転写紙の扱いに慣れていない方は今回のように
転写した線の上をなぞる場合は面倒でもトレーシング・ペーパーをお勧めします。


トレーシング・ペーパーの裏を鉛筆の黒鉛をこすりつけ、
さらに本番の紙に転写します。

左の写真は転写後、絵具を塗った状態です。
細かい作業なので、先が細い筆で塗りましょう。

版下用筆がお勧めです。サイズはいくつかあるので、
数種持っていると細かい作業に大変便利です(右上の4本はいずれも版下用)。
頭文字の青銀と金色は肉眼ではもっと光って派手です。


輪郭線を引きます。
本来は筆で引きますが、線の太さを均一にするのは難しいので、ここでは先が細いマーカーペンを使います。

それでも最初は不安ですが、トレーシング・ペーパーの場合、下書き含めて計3回形をなぞっています。

丁寧に進めれば滅茶苦茶にはなりません。
定規類で綺麗に線を引くのもよいですが、ここはフリーハンドで手書きのよさをアピールして下さい。

できれば耐水性のマーカーペンを使ってください。
この後絵具で補正した際、せっかくの輪郭線が水分で滲んではもったいないからです。

上記の欄と手順を逆にしても良いのですが、そうすると輪郭線を
絵具で塗りつぶしやすいので気をつけてください。

下記はケルト風に柊とクリスマス・ツリーをデザインしたものです。
自分で考えるのは頭は疲れるけど面白いですよ。




一連の作業はケルトのデザインをできるだけ気軽に楽しむための説明ですが、集中力は必要です。

作成途中で集中力が途切れたらすぐに作業を中断することです。

ゆっくり、丁寧にそして紙の位置を自分が書き易い方向へ置き換えていって下さい。
このような作品ではカリグラフィーペンで文字を書く以外は無理に正面のままにする必要はありません。

<2003年11月>


ナチュラル・テイストのクリスマス・リースにカリグラフィーのカードをあわせてみました。

仕上げの手順はカリグラフィー・テクニックを見てください!



セルティック大文字体
を使っています。
ペン先は下記を参照して下さい。

複雑な模様を組み合わせていますが、ケルト特有の組紐文様を応用しています。
ノット(knot:結び目)柄と呼ぶこともあります。

途切れない紐を複雑な形で表現した模様は世界中で縁起が良いものとされています。

ケルトでは組紐と渦巻き柄で文字や動物まで表現してしまうのが特徴です。

ちなみに左の柄は作品を作りながら考えたので、もう一度何も見ないで同じものをつくるということはできません。
ですが、1本の紐で構成されるようにはしています。

頭の中がぐちゃぐちゃになってしまう人はソフトな太いワイヤーで形をつくってみます。
何かヒントが見えるはずです。

セルティック大文字体

ペン先は”C”はスピードボールのC−5で、後はC−6です。
Xハイトが高いので、ペン先は細くなりがちですが、頑張りましょう!

組紐の線はGペンを使っています。
使い勝手は個人差あると思うので色々なペン先を試してみるのが一番良いです。
ただ、極端な線の太さの変化を避けたい時はカリグラフィー用のペンはちょっと難しいです。

絵具はガッシュ(不透明水彩)です。

<2002年12月 年末特集>


便利文具で年賀状をつくる!

使用した便利文具の使用方法はカリグラフィー・テクニックを御覧下さい!

2色同時に出るグラデーションマーカーを使いました。

ペン先が平らなので、カリグラフィー用に持ってこいです。
花の花粉に箔ピタ(マーブル)を使っています。

イタリック体


上と同じくグラデーションマーカーで書いています。
実際にはつやピタという商品でつやを出し、
”A HAPPY NEW YEAR”に箔ピタ(ゴールド)を使っています。

質感はカリグラフィー・テクニックで確認して下さい。

つやピタはちょっとゼリーっぽい感じが出て面白いです。
イタリック体、ローマ大文字体


羊雲にふわピタを貼り付けています。

ふわピタは使っていて面白いですよ。

ラスティック体


これはですね、青ラメの筆ペンとマスキングリキッド&つやピタを使っています。

肉眼では全体的にもっとキラキラしているので目出度い感じはします。

”A Happy New Year”ですが、まだ初心者の方には見た目より難しいです。
イタリック体はもちろん、フラクチャー体やカッパープレート体などで、
手を自由に動かせるようになってきた人には楽勝です。

力を入れないで書いて下さいね。




カッパープレート体にアジアンチックな柄を合わせました。

竹の描き方もカリグラフィー・テクニックで説明しています。
インクが切れかかったマーカーペンを使うのがコツです。

カッパープレート体


<2002年12月 クリスマス特集第2弾>
大きめカードをつくる!



書体は説明が終わったラスティック体を使っています。

リース部分はカリグラフィー・テクニックで厚手のトレーシングペーパーを使ったスパッタリングを施しています。
まず文字を書いてからバランスの合う図柄を考えて下さい。

紙は余裕の充分あるサイズがお薦めです。
ちなみに完成寸法は20×22pです。

周りにはラッピング用の薄手の紙と和紙を手で千切ってから貼り付けています。
HP上の写真だと淡い色合いの良さが出ずに残念ですが、
実際にはスパッタリング部分も周りの和紙も微妙な色合いが出ているのでクリスマスでも強い色を好まない方にお薦めです。
ラスティック体

以前カリグラフィー・テクニック内でご説明した特殊なカリグラフィーペンと、蛍光のミルキーペンを使っています。

蛍光色も淡い色と同様写真ではわかりにくいですが、紙の色がこのくらい濃いと蛍光色の縁飾りもかなりハッキリします。

書体はイタリック体をアレンジしていますが特別難しい動きはしていないので、初心者の方もトライできます。

文字を全部書き終わってから色鉛筆で背景のイラストを描いています。
仕上がり寸法は27×21pです。

イタリック体

<2002年11月  クリスマス特集第一弾 言葉のツリーをつくろう!(スパッタリング)>


スパッタリングの方法はカリグラフィー・テクニックを観て下さいね!


カリグラフィーは平面だけでありません!

紙を丸めるだけで立体作品も作れます。

文字部分をもっとたくさん見せたい場合はかなり長い紙に書くか、文字サイズを小さくするかです。
今回はスピードボールのc−3を使っています。

土台ですが、昨年のリースのリボンの説明で使った100円ショップのリースを紙皿に置きます。

内側にドライフラワー用のオアシスをぎっしり引き詰め、オアシス部分を隠すようにホワイトモスを飾っています。

後は好きな飾りや細い棒をつけた小さなカリグラフィー作品達をブスブス刺すだけです。

イタリック体

カッパープレート体の上にスパッタリングで柊模様を描きました。

手芸用の綿を少量載せて出来上がりです。

カッパープレート体

ハート型と流れ星のプチ作品です。
どちらもやはりスパッタリングを施しています。

ラスティック体、ゴシック体
クリスマスの言葉に限らず、日頃書き溜めた小さな作品やちょっと失敗かな?という作品もまとめて飾ってみて下さい。

2001年クリスマス特集


HPを観てフラクチャー体を練習して下さった方、更新が遅れがちだった上、難しくて大変だったと思います。

お詫びといっては何ですが、写真手前の4枚のカードはフラクチャー体で作ってみました。

テクニック面では文房具店で売っている商品でギルディングしてみたので、そちらもぜひ応用して下さいませ。

カリグラフィー・テクニックでご紹介した特殊なカリグラフィー・ペンを使っています(”H”と”S”)。

”Happy Holiday Season”はクリスマス〜年明けまで気軽に使える言葉です。

フラクチャー体



フランス語で”楽しいクリスマスを、そして良いお年を”と書いてみました。

カリグラフィーペンでシクラメンを派手目に描きました。
もっとリアルに描きたい時はまっすぐ伸びている茎と上を向いた花をたくさん描くとよいです。

フラクチャー体




こちらはクリスマスカード。
”C”をギルディングしています。

専用のりを乾かす時間は必要ですが、手軽に出来ますので、お薦め。
ギルディングの前に文字は書きました。


フラクチャー体



上記と同じギルディングをしている年賀状です。
ペガサスの体の中に”A Happy New Year”と書いています。

馬を書くコツは幾つかありますが、特に気をつけたいのは耳の位置と首の太さ、そして後ろ足の形です。

この3カ所いずれかバランスが崩れると他がよく書けても”犬なの?ロバなの?”と聞かれる羽目になります。

何度か練習して良く書けた馬をトレースするのがベストでしょう。
ちなみに翼と年号以外はカリグラフィー・ペンで描いています。

フラクチャー体


<2001年11月>
2001年版クリスマス特集 リースリボン、ステンドグラスカードをつくる






作品は右のリースです。
布に書けるマーカーペンを使ってリースのリボンにカリグラフィーを書きました。簡単ですので、ぜひ。
作り方はカリグラフィーテクニック

イタリック体



ステンドグラス風カードです。

文字部分を切り抜くのが大変なので、ゴシック体やローマ大文字体のように比較的カーブが少ない書体をお薦めします。

作り方はカリグラフィーテクニックへ!
ゴシック体

<2000年12月 年賀状>

ケルトっぽいデザインにしました。
2匹の蛇が互いのしっぽを加えている様子を縄目模様にしています。
自分でデザインするときは方眼紙を使うと便利です。


でも、こういうデザインだと一言コメントが余白に書きにくいのが難点。
アンシャル体

ありがちですが、”2001”を蛇の形に見立てています。
書く時は用紙を逆さにして、しっぽから書く方が楽でした。
ちなみに蛇は1センチ幅、文字は1o幅を使っています。
イタリック体
 
”賀正”はわざとインクを少な目に、1センチ
幅のペンで書いてます。
斜めの”kinga shinnnen”はマスキング・
リキッドを使って、上から平筆でなぞっています。
”カリグラフィー・テクニック”を参考にして下さい。
アンシャル体
 
平筆で”巳”を書いてから筆型のペン
で文字を入れています。
イタリック体が書ける方なら大丈夫です。
自分で形の法則を幾つか決めて書くとよいかも。
上下にステンシルシートを使ってカラフルにしました。
イタリック体

 <2000年12月>

 
2000年度のクリスマス特集をまとめて載せています。
カードによってはカリグラフィー・テクニックで作り方の詳細を載せています。

アドヴェント・カレンダー 1種類
クリスマス・カード 9種類です
 



最近増えてきたブッシュ型のクリスマス・ケーキをデザインしました。左の写真の胴体部分を右に引くと下からメッセージがでてくる
仕組みです。土台の紙の右端に切り込みをいれ、同じ紙で作った引っ張り棒とストッパーをつけただけなので、細かい説明は省き
ますが、厚手の紙を使って下さい。私はマーメイド紙を使いました。
それと、面倒臭くてもケーキの飾りは色々つけた方が良さそうです。何もつけないと、紙の色合わせによっては伊達巻になるんで。
イタリック体&ゴシック体
 


ちょっと読みづらいですが、ハート型で"Merry Christmas & A Happy New Year"と書いてます。
ハート型に王冠という伝統的デザインを踏襲して、王冠に2つの年号を入れています。

文字以外は小さく切った紙をモザイク調に貼り付けました。
作品づくりを重ねると、半端な小さな紙切れがたくさんできますが保管しておくと、
上のカードや、このモザイク調のカードを作るとき大活躍します。
ゴシック体
 
マーカーペンで文字と枠、模様を書いてます。
文字の部分は2ミリ幅です。

アンシャル体の字間ですが、くっつけすぎないようにして下さい。
うっすら着いている色の部分は全て色鉛筆です。
アンシャル体
<00年11月>
マーカーペンだけでつくるクリスマス・カードです。


作り方の詳細はカリグラフィー・テクニックを。

イタリック体 ゴシック体 
    アンシャル体



カリグラフィーで作るクリスマス・カードの定番です。
ゴシック体に枠飾りとクリスマスらしいイラストと老若男女問わずプレゼントできます。





2色のマーカーでメインの言葉を書いてます。
クリスマスの時期にクリスマス色を強く出したくないとき向きのデザインです。



クリスマス・ツリーに見立てたデザインです。
手順さえ踏めば、簡単にすぐ書けます。



リースに"Merry Christmas"と書いてます。
台紙に金のマーカーで枠飾りを入れています。


紙を水で湿らせてからマーカーで書いてます。
独特の味わいと乾くまでどう仕上がるかわからないスリルを楽しめます。

<アドヴェント・カレンダー 00年11月>


クリスマス向けにアドヴェント・カレンダーをつくりました。
25個の小窓を全部開いた状態です。
ポインセチアは実物を観ながら描きました。
左下の"December"はゴシック体、右上の詩はイタリック体、小窓の中の
"MERRY CHRISTMAS"と写真では見えませんが、小窓の扉に書いた数字はアンシャル体にしました。
3書体の復習も兼ねて。

作り方はカリグラフィーテクニック アドヴェントカレンダーの作り方を
イタリック体 ゴシック体 アンシャル体

Barbara Milo Ohrbachの詩の1節です。

1o幅のペン先で書いてます。
絵も文字もガッシュ(不透明水彩)を使ってます。

99年11月クリスマスカード
X'mas cards(1999)
Xmas-card1
ペン先の幅:5o
使用した紙:色画用紙3色(白、ピンク、水色

イタリック体をそのままアレンジなしでカードにしました。
数色のインク及び水彩絵の具を使います。

コバルト・ブルー→ローズピンク→カーマインレーキ

ペン先に1色付けたら少し減ったところで次の色を筆かスポイトでさすと言う流れで色と色の微妙な混じり具合を楽しめます。
色の組み合わせは混じり合っても綺麗な色がでるものがよいです。
また、黄色は文字に使うと案外目立たないし、インクで退色しやすいものがあります。
X'mas-invitaion1     X7mas-invitation2

使用したペン幅:4o、2o
使用した材料:色画用紙(緑、茶、クリーム、
   桜色、黄色)、スパンコール、金の細紐)

手作り招待状をつくってみました。
バックの赤はカードがわかりやすいようにスキャナーの時置いたものです。
実際にはツリー型です(写真参照)。
二つ折りになっていて左が表、右が空けた状態です。

あえて大文字は極力使わないようにしました。

パーティーの詳細の最後”r.s.v.p”は英文の招待状でよく使われるフランス語の略語でお返事下さいと言うことです。

実際には表に張ったスパンコールはもっとカラフルです。
X'mas card2
使用したペン幅:4o
使用した紙:和紙、千代紙

和風テイストのカードです。

少し薄めの黒インクで書いています。
和紙を使いましたが、和紙はにじみやすいものが多いので、要注意です。

にじみ具合が柔らかさを出す場合もあるので試し書きしてみてください。

落款を押すと和風らしさが増します。
X'mas card3
使用したペン幅:5o、4o、2o
使用した紙:色画用紙(濃紺)
X'mas card3-2
なんだかよく判らないですね。
肉眼ではキラキラ光って綺麗なんですけど。
色の濃い紙を使いたい時はガッシュ(不透明水彩)かポスターカラーを使って下さい。
マットな感じがだせます。
ただし、インクに比べると粒子が大きくてペン先が詰まりやすいので、良く水で溶くことと、まめにペン先を洗う事を気を付けてください。


文字の部分 金+白
太いリボン   〃  +赤
細いリボン   〃  +青
リース      〃  +緑

それぞれ金を主体に色を変えてみました。
白を混ぜるのは不透明さを増すためです。

レースペーパーに書いてみました。
パーティーの座席札がわりになります。

レースペーパーの上にグラスを置いたりする場合は
耐水性を考えてアクリル絵の具で文字を書くといいです。

ただし、ガッシュ等と同じでペン先が詰まりやすいし、放置すると固まってペンが使えなくなるので、管理にはより気を使って下さい。